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災害時の食料支援!~日本ガスと野田ガスがスターフェスティバルと協定締結~

2019.04.17

企業・ワーカー向けフードデリバリー事業を展開する スターフェスティバル株式会社(東京都渋谷区)は、日本ガス株式会社(鹿児島県鹿児島市)、野田ガス株式会社(千葉県野田市)と、4月15日に協定を締結。災害の発生などによる緊急時において、食料品等の調達および配達を相互に協力して実施するという内容だ。
日本ガス、野田ガスの供給エリアで災害が発生した場合は、スターフェスティバルが全面協力し、事業継続のために必要な食料品等の調達を支援する。

■東日本大震災で約46,000食の食事を提供

スターフェスティバルは創業間もない2011年3月東日本大震災の際、液状化やインフラ整備へ大きな被害が出た千葉エリアにおいて、復旧作業にあたるスタッフに、19日間にわたり延べ約46,000食の食事を提供した実績がある。そこから全国各地の地方自治体やインフラ関連会社各社と災害支援協定を締結。また、2016年4月の熊本震災の際には23日間で約95,000食を提供するなど、昨今多発している大規模災害で実績を残している。最近では、2018年7月の西日本豪雨、9月の北海道胆振東部地震でも食事を提供してきた。

■全国でフードデリバリー事業を展開するネットワークとノウハウ

今回、日本ガスの供給エリアである鹿児島市エリア、野田ガスの供給エリアである野田市エリアで災害が発生した場合に、周辺の製造パートナー、配送パートナーと連携し、事業の復旧、継続のために必要な食料品等の調達の支援協力に関する協定を締結した。前述の経験もあり、全国でフードデリバリー事業を展開する スターフェスティバルのネットワークとノウハウを活かすことが期待されている。

■南海トラフ巨大地震も視野に

スターフェスティバルと日本ガス、野田ガスは、引き続き連携を強化し、より速やかに復旧活動を行える体制構築を目指している。災害状況でも豊かな商品バリエーションのなかから、最適なお弁当などの食料品提供を行うことを考えているようだ。また、スターフェスティバルは全国にある製造パートナーや配送パートナーと連携を行い、南海トラフ巨大地震をはじめとする大規模災害発生時に備えるほかの地域の災害対策も展開していく考えだ。

■「ごちそうで 人々を より 幸せに」

スターフェスティバルは、「ごちそうで 人々を より 幸せに」を企業理念に掲げ、飲食店・レストランの中食ビジネス参入支援、および、フードデリバリー事業を展開。飲食店や製造工場などの製造パートナー、配送パートナーと連携し、「製造」以外の部分にあたる「商品開発」「販売促進」「受注」「配達」「料金回収」 までのすべてを引き受けるビジネスモデルを構築している。フードデリバリーの総合インターネットモール「ごちクル」、デリバリー型の社員食堂「シャショクル」等を運営し、現在月間約60万食、累計2,300万食以上を提供中。「Borderless Food Delivery(=国境なきフードデリバリー)」の世界観のもと、著名シェフのレシピを活用し商品展開をするなどし、価格帯、利用シーンに合ったバリエーション豊かな品揃えが特徴だ。

■まとめ

いつ何時、日本のどこで起こるかわからない自然災害。各企業が災害を想定して対策を講じておく必要がますます高まっている。今回のスターフェスティバルの食料品の支援などをはじめ、災害に対して利用できるサービスを確認しておくことは非常に重要な対策といえる。

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