絶対に自分の為には使ってはいけない⁉~家族の為に日々の感謝を伝える特別ボーナス制度を実施~
株式会社オンリーストーリー(本社:東京都渋谷区)は、従業員の大切な家族への感謝を込めて、家族専用の特別ボーナス「#family story」制度を実施した。
■家族と過ごせる時間は意外と短い?
関西大学、社会学部の安田時男教授によると親と過ごせる残り時間は、「親の生きる残り年数」分の「日数」であると話している。
残りの平均余命が13年の場合、残り過ごせる時間は約13日という解釈になる。
計算式を挙げると、
<前提事項> *親と別居状態の場合においての計算式。
1年間で親と会う平均日数=6日(日本版総合的社会調査2006年調査)
1日に親と顔を合わせる平均時間=4時間(平成23年社会生活基準調査)
1年で親と過ごす時間=1日分(6日間×4時間)
すなわち、例えば13年の余命の場合、13日分となる。
この計算式はあくまで推定であり、確実なものではないが、家族と過ごせる時間の短さを可視化するには十分説得性があると言える。
■「大切な人の、大切な人を、大切に」
株式会社オンリーストーリーは、『大切な人の、大切な人を、大切に』というモットーのもと、日々働く従業員を超えて、その先にある大切な家族に対しての賞与として#family story制度を実施するに至った。
■#family storyとは?
『今までお世話になってきた家族に、プレゼント等日頃の感謝を伝えるために使う特別賞与』のこと。
賞与は先払いされ、それに対しメンバーは#family storyと共に家族への感謝の形を投稿する。
実際にこの賞与を通して、同社メンバーは「遠く離れた場所にいる親に誕生日にワインをプレゼントしたら、とても喜んでくれた。」と、普段とは違った家族とのコミュニケーションの接点を持てたことで、感謝の気持ちを素直に伝える事が出来たという声が多く寄せられている。
■世の中にも#family storyの渦を
今回社内限定で「#family story」を実施したところ、社内メンバーからは多くの好評の声があがった。
一方で「#family story」が会社として具体的な利益として見える事は無い。しかし「#family story」の投稿で育ててくれた親への感謝が伝ったり、少しでも温かい気持ちになる人が現れる事は利益を超えて、会社として大事な物を提供出来ると考えている。
■まとめ
親や家族に感謝を伝えられる機会は、思っている以上に少ない。プレゼント等日頃の感謝を伝えるために使うこのような特別賞与は、忙しい社員が家族のことを考える時間をとることにもなり、社員自身のリフレッシュにもつながっていくのではないだろうか。