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8割が連休明けに「会社に行きたくない」!~「連休明けの仕事」に関するアンケート調査~

2019.04.26

新入社員をサポートするクラウドHRシステム「クラウドオンボーディング 『ジャングル』」を展開する株式会社アックスコンサルティング(本社:東京都渋谷区)は、4月25日、「連休明けの仕事」に関するアンケート調査結果を公開。その結果、8割が連休明けに「会社に行きたくない」と思ったことがあると回答し、行きたくないと思った理由に「出かけて疲れているから」次いで、「早起きしなければいけないから」という結果となった。

■8割が連休明けに「会社に行きたくない」と思ったことがある。対策は「食べること」が多い?

■8割が連休明けに「会社に行きたくない」と思ったことがある。対策は「食べること」が多い?

「連休明けに『会社に行きたくない』と思ったことはありますか?」という質問に対しては、8割の人が「ある」と回答。
「連休明けに『会社に行きたくない』と思ったことがある」と回答した人に対して、そう思った時にどのような対策をとるかを質問したところ、「美味しい朝ごはんを食べる」「普段は食べない美味しいものを食べる」「仕事が終わった後にコンビニスイーツを食べる」といった、おいしいものを食べるという回答が比較的多く見られた。
また、「服装を変えたり持ち物を変えたりしてリフレッシュする」「プライベートな時間で好きなことをする段取りを考える」「出勤日前日にあえて外出したり人に会ったりして慣らす」というコメントもあった。
「対策はないが、気合で出勤する」というコメントもあり、それぞれ自分なりの対策を持っているようだ。

■連休明けに会社に行きたくないと思った理由は、通勤電車や人ではなく「早起き」

■連休明けに会社に行きたくないと思った理由は、通勤電車や人ではなく「早起き」

​連休明けに「会社に行きたくない」と思ったことがあると回答した人は、どのような理由によって行きたくないと感じているのか。
最も多かった回答は「連休に出かけたりしたため疲れているから」(30.6%)、次いで「早起きしなければいけないから」(24.8%)という結果になった。
第1位の「疲れ」以外で見ると、「仕事で会いたくない人がいるから」(10.9%)、「通勤電車が嫌だから」(9.8%)と回答した人は比較的少なく、「早起き」が理由の上位に来ていることが分かった。

■連休明けに取り掛かる仕事の1位は「メール返信」、3位は「頭を慣らせるためにぼーっとする」

■連休明けに取り掛かる仕事の1位は「メール返信」、3位は「頭を慣らせるためにぼーっとする」

連休明けに一番に取り掛かると予想される仕事を聞いたところ、「メール返信」(34.6%)、「TODOリストの確認」(21.1%)が多い結果になった。
一方で「頭を慣らせるためにぼーっとする」(20.4%)と回答した人も3番目に多く、今年の大型連休のような休み明けには特に、仕事に取り掛かる工夫も必要があることが予想される。

■連休明けの仕事がスムーズに進むように、連休前に「準備をする」人は約4割

■連休明けの仕事がスムーズに進むように、連休前に「準備をする」人は約4割

「連休明けの仕事がスムーズに進むように、連休前に準備をしますか?」という質問の回答としては、「する」(38.6%)と回答した人は約4割に上り、連休前に何かしら準備をして休みに入る人もいることが見て取れる。

■アックスコンサルティング代表 / HRコンサルタント協会理事 広瀬元義氏のコメント

連休明けに早く起きるのが辛くなるのは、誰しもあることだと思います。
その解決策の1つとして、いちばん楽しい同僚の顔を想像して、会いたいなーと思って寝るというのはどうでしょうか?前日の心の準備。遠足の前の日みたいに。

子供のころ、学校がある日はなかなか起きられないのに、休みの日になるとアニメを見るために早起きをしたり、出かける予定があると早く目が覚めてしまったり。それと同じように、会社の中にちょっと違う楽しみも見つけられると良いですよね。

あとは、連休明けの前日から仕事だと思って早起きをしたり、連休中もずっと同じ時間に起きるという絶対の方法もあります。でもそれだと「休んだ気もしない!」って声が聞こえてきそうですが、本当にこれがいちばんかと思います!

■まとめ

今年のゴールデンウイークは、過去最長となる10日間となり、連休終了後、会社に行きたくないと思う人は増えそうだ。
広瀬元義氏のコメントにもあるように、連休明けの仕事がスムーズに進むよう、連休終了の1日~2日前は元に戻すための「調整期間」など対策をとってみてはいかがだろうか。