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面接の曖昧さを解消!タレンタが人材研究所と提携し、ソリューション協業を開始

2019.05.09

国内外の最新のクラウド型HRテクノロジーソリューションを日本市場に展開するタレンタ株式会社(本社:東京都渋谷区)は、「人と組織の可能性の最大化」を目指す人事コンサルティング会社である株式会社人材研究所(本社:東京都港区、以下人材研究所)と提携。日本企業の採用選考における「面接の曖昧さ」を解消する「構造化面接」実現のためのソリューション協業を開始した。

■面接の曖昧さを解消する「構造化面接手法」

「構造化面接手法」とは、面接官の主観による評価のバラつきを抑えるために、候補者への質問項目と選考基準を決めておく面接手法だ。「面接の曖昧さ」を解消することを目的としている。

■日本国内の約100社が活用する「録画面接手法」

タレンタは、日本市場において約3年前より事業を開始した米国HireVue社のデジタル面接プラットフォーム事業を通じ、「地理的ハンディキャップをなくし、いつでもどこでも、より多くの就職希望者が面接に参加できる機会」「エントリーシートや適性検査では把握できない、より公正な人物本位の採用選考」を実現する録画面接手法の普及に取り組んできた。現在日本国内で活用している企業は約100社、また昨年の新卒採用選考期間における録画面接招待者件数は延べ10万件というところまで普及が進んでいる。また本年より、録画面接機能を活用した「面接の曖昧さ」を解消することを目的とした構造化面接手法(=面接官の主観による評価のバラつきを抑えるために、候補者への質問項目と選考基準を決めておく面接手法)の普及に取り組んでいる。

■「人と、組織の可能性を信じる世界」を作る人材研究所

人材研究所は、リクルート社で人事部ゼネラルマネージャーとして活躍した曽和 利光氏が「人やその集まりである組織には無限の可能性がある」という考えの元、「人と、組織の可能性を信じる世界」を作ることに貢献するために、2011年に設立した企業である。現在は組織人事コンサルティング・採用アウトソーシング・講演/研修/セミナー・人材紹介(新卒・人事)等の各種サービスを提供。また曽和氏自身による、これまで2万人を超える就職希望者の面接を行った経験から、企業の採用部門への活動指南を行うと同時に、就職活動者への活動指南を各種メディアのコラムなどで展開している。

■採用ミスマッチを減らす

「私たち人材研究所は、タレンタとの協業に大きな期待を込めています。昨今、人事の世界において採用面接の精度の低さが問題になっています。解決策としては面接官のトレーニングやインターンシップ、適性検査などの導入などがありますが、最も大きなインパクトがあるのが従来の対面側の面接の問題点をカバーすることができるHireVueなどの録画面接であると考えています。私たちのクライアントの課題に応じて、是非ご紹介をし、使い方を含めてアドバイスをしていくことができればと考えています。録画面接が広がることで採用ミスマッチが減ることを望んでいます。」と人材研究所代表取締役社長の曽和 利光氏は語る。
また、タレンタの代表取締役社長兼COO である田中 義紀は「タレンタは、人材研究所との業務提携により、『人材のミスマッチ』を解消する『構造化面接』実現のために、人材研究所が提供するコンサルティングサービスとHireVueとを併せたトータルソリューションのご提案ができるようになりました。この新たなパートナーシップで、入社後に個々人が本来持ちうるパフォーマンスを最大限に発揮する機会を採用選考の場面から設計していくことにより、私たちのミッションである『Work Happy!な世の中を創る』の実現にチャレンジします。」

■まとめ

ミスマッチなどの理由により、早期離職などの課題がある。採用面接の精度の低さも一つの要因ではないだろうか。面接官の主観による評価のバラつきを抑えるために、構造化面接手法のを導入を検討してみてはいかがだろうか。