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退職、転職を考える人が4割以上!ビジネスパーソンの休み明け本音調査を実施

2019.05.10

人材総合サービスを展開する株式会社スタッフサービス・ホールディングスは、令和初の大型連休を受けて、20~40代の全国の働く男女500名に対して、休み明けに関する調査を実施した。
「8割以上の人がゴールデンウィーク明けの仕事が辛いと感じている」という事実や、「退職・転職を考える人が4割以上」というビジネスパーソンの本音が見て取ることができる調査結果となった。

■3日間以上の連休明け、仕事が辛いと感じる人は8割以上

■3日間以上の連休明け、仕事が辛いと感じる人は8割以上

 

 

 

「3日間以上の連休明け、仕事が辛いと思うか」に対して、「そう感じる」「どちらかと言うとそう感じる」を合わせると、83.6%の人が辛いと感じていることが明らかになった。
また、どのタイミングで辛いと感じるかどうかの質問に対しては、「朝起きた瞬間(66.0%)」が最も回答数が多かった。
令和初のゴールデンウィークは、10連休の会社が多く、近年まれに見る大型連休。しかし、連休が長くなれば、その楽しい時間に慣れてしまって仕事に行きたくない思いが強くなったり、休み明けに仕事が溜まったりと、反動は大きいと考えられる。
少数派である「休み明けの仕事を辛いと感じない人(16.4%)」を対象に、辛さを軽減する対策について質問したところ「生活リズムをできるだけ維持すること」「次の日に会社に行ってやる作業を寝る前に洗い出してみる」「休みの間は仕事のことを考えない」といった意見が挙がった。

■3連休以上の連休明けに退職、転職したいと思った人は4割以上

■3連休以上の連休明けに退職、転職したいと思った人は4割以上

「3日以上の連休明けに退職、転職したいと思ったことがありますか」の質問に対して、「何度もある(17.0%)」「何度かある(25.8%)」を合わせると、連休明けに42.8%の人が退職、転職したいと思ったことがあるという実態が明らかになった。

■休み明けにズル休みをしたことがある人は13.6%

■休み明けにズル休みをしたことがある人は13.6%

「休み明けにズル休みをしてしまったことはありますか」の質問に対しては、13.6%の人が「ズル休みの経験がある」という結果が明らかになった。
理由としては”体調不良”や“風邪”“腹痛”などといった自分自身の体調に関する内容が多数。
その他に「子どもの体調不良」「身内の不幸」「通院のつきそい」といった、自分自身のことではない理由もあった。

■休み明け遅刻経験者は13.0%

■休み明け遅刻経験者は13.0%

 

「休み明けに遅刻をしてしまった経験はありますか」の質問に対して、13.0%の人が経験があると回答した。
遅刻の理由としては「寝坊(83.1%)」が最も多く、「行きたくなかった(15.4%)」が次に続いた。
休みが続くと、仕事があるときの生活リズムが崩れてしまうビジネスパーソンが多いようだ。

■休み明けに失敗経験がある人は24.4%

■休み明けに失敗経験がある人は24.4%

遅刻のほかに、休み明けに仕事において失敗してしまった経験があるかを質問したところ、24.4%、4人に1人近くの人が失敗経験があると回答した。
どのような失敗をしたかの質問には「PC入力作業を大幅に間違えた」「曜日感覚を忘れた」「違う会社へ電話をかけてしまった」などの回答があった。

■連休で恋人と喧嘩してしまった人は10人に1人

■連休で恋人と喧嘩してしまった人は10人に1人

「連休が原因で恋人や結婚相手と喧嘩した経験がありますか」の質問に対して、10人に1人以上(11.4%)の人が「はい」と回答した。
本来恋人と楽しく過ごせる連休のはずが、思わぬトラブルを招くことがあるようだ。
喧嘩の理由やエピソードについて質問すると「旅行先で喧嘩してしまった」「何をするのか決まっていなくて、相手が好き勝手に出かけてしまったため」「遅刻された。それにより渋滞に巻き込まれ予定通りにいかず帰宅もかなり遅くなった」などの回答が見られた。

■まとめ

令和初の大型連休を終え、ビジネスパーソンの連休明けに対する反動の大きさが見て取れる調査結果となった。
働き方改革に伴い、今後も増加するであろう大型連休対策の参考にしてみてはいかがだろうか。