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気になるボーナスの使い道は? 2019年夏のボーナス、支給見込みや使い道を調査

2019.05.16

 株式会社マクロミル(本社:東京都港区)は、民間企業に勤める正社員に今年の夏のボーナスの支給の有無や見込みの支給額、使い道について調査。2019年夏のボーナス支給予定は、昨年度より上昇しそうなことが判明。

■2019年夏のボーナスが「支給される予定」は84%

■2019年夏のボーナスが「支給される予定」は84%

 民間企業に勤める正社員に2019年夏のボーナスについて質問をした。「支給される予定」は84%、「支給されない予定」は16%で、2018年の調査結果と比較すると支給される予定と答えた人の割合が4.9ポイント上昇した。 過去3年間の結果をみると2017年の水準に戻ったという形になった。

■夏ボーナスの見込み額は、平均466,326円

■夏ボーナスの見込み額は、平均466,326円

 2019年の夏ボーナスを「支給される予定」と回答した人に支給見込み金額を質問したところ、平均466,326円(※1) という結果だった。昨年(2018年)の平均453,521円から、12,805円増加し、過去3年の結果では2017年の平均488,910円が最高値となる。

■夏ボーナスの使い道は「預貯金」が7割でダントツ。

■夏ボーナスの使い道は「預貯金」が7割でダントツ。

 夏のボーナスの使い道について複数回答で質問すると、1位は「預貯金」が70%でダントツとなった。

 なぜ預貯金をするのか、その理由を聞いたところ、最も多かったのが「安心感を持つため」47%、次いで「老後の生活費として」45%、「病気・失業などもしもの時の備えとして」32%と続いた。何かの購入資金とするなどの短期的な目的というよりも、老後や何かあったときの“安心”のために、ボーナスを預貯金するという人が多いようだ。

■調査概要

夏のボーナスに関する定点調査(2019年版)
・調査主体:マクロミル
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査対象:全国15歳~64歳の民間企業に勤める正社員の男女(マクロミルモニタ会員)
・割付方法:平成28年労働力調査の「正規職員・従業員(役員を除く)」による、
      性別×年齢階級の人口動態割付/合計1,000サンプル
・調査期間:2019年4月16日(火)~2019年4月17日(水)
「出典:株式会社マクロミル調べ」

■まとめ

 2019年夏のボーナスが支給される予定と答えた人は、昨年から4.9ポイント上昇している。長期連休を終え仕事への意欲が下がっている人も、夏のボーナスを糧にやる気が戻ってくるのではないだろうか。約70%の人が預貯金に回すなど、ボーナスの使い方に慎重な考えの人が多いようだが、使い道を考えることもよい気分転換になるだろう。