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書類選考も堅苦しい面接もなし!? 個性や趣味で選ぶ採用活動「あってme.」 とは

2019.05.17

 既卒・第二新卒など20代に特化した就転職支援サービスを手掛けるブラッシュアップ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区)は、求職者と企業が気軽に出会えるパーソナルマッチング型の就職転職支援サービス 「あってme.」 の提供を、5月13 日(月)より開始した。

■企業の“採らず嫌い”、求職者の“受けず嫌い”が浮き彫りに

 2020年春卒業予定の大学生の求人倍率が1.83倍と前年より0.05ポイント下落。8年ぶりの低下となったものの、リーマン・ショックの影響を受けた10年春卒以降では2番目に高い結果となった。

 その状況下で、働き方改革に便乗し大手企業がアピール合戦をしている一方、1人の求職者に対して約9社が内定を奪い合う中小企業では、予算も人手も足りず従来の採用を続けていくとますます不利な状況になりつつある。 
 
 従来の書類選考をはじめとする形式ばった採用活動は、先入観や固定概念を生み企業の“採らず嫌い”、求職者の“受けず嫌い”を深刻化させているようだ。これからの採用では“攻めの採用”、いわゆる書類選考だけで判断する採用ではなく、求職者の素の魅力を可視化しパーソナルな部分も見ていく形式に発展していく必要がある。

■ “パーソナルマッチ型”人材採用支援サービス 「あってme.」とは

■ “パーソナルマッチ型”人材採用支援サービス 「あってme.」とは

 このような現状から、求職者の個性を重視した新しい採用支援サービスが登場した。累計20万人の20代の就職・転職希望者と、5,000社以上の求人企業の経営者の声から生まれた、パーソナルマッチング型サービスだ。

 サービス名である「あってme.」には、従来の形骸・形式化された採用システムではなく、もっと気軽に自然体で「とりあえず会ってみましょう!」という意味が込められている。

 「あってme.」は、人材紹介サービスの成功報酬料金体系の枠組みの中で「攻めの姿勢」の採用活動をサポートし、優秀な人材の獲得を実現するようだ。

■素の個性を引き出す“100個”のパーソナル項目

■素の個性を引き出す“100個”のパーソナル項目

 「あってme.」では10個の指標に合わせた資質から、リアルな求職者像を可視化することができる。10項目100個の選択肢があり、各選択項目ごとに資質や能力を見抜くための指標となっているようだ。
※10個の指標:経歴・経験・挑戦・実績・自慢・特技・性格・志向・習性・目標

■「あってme.」の4つのポイント

■「あってme.」の4つのポイント

1. 書類選考なし
〇求職者の個性をみて求人企業からオファーが届く。オファーが届いた求人企業との面談に参加する場合、履歴書や職務経歴書などの書類選考がない。会社に合わせた就活ではなく、自分に合わせた就活ができる。

2. 面接の準備も必要ない
〇堅苦しい面接はない。求職者の個性に興味がある求人を厳選しているため、面談当日はざっくばらんに話す座談会形式。通常の面接よりも負担が軽減される。また自分の素で挑むことができるので企業とのミスマッチの解消につながる。

3. 複数回の面接不要
〇面談には求人企業の社長が参加する場合もある。(企業によって、採用担当の場合もある。)

4. 登録だけでよい
「あってme.」は、いますぐ転職を考えていない人も利用することができる。

■登録ステップ

・STEP1:趣味・特技など自分の個性を選択し、サイトに登録→ありのままの素の魅力を可視化

・STEP2:選択した個性にマッチする求人をいい就職ドットコムが厳選→約5,000社の中から求職者の個性にマッチした企業のオファーを送る。書類ではなく個性だけで勝負できるのが最大の特徴だ。

・STEP3:オファーの中から気になる・興味のある求人を選ぶ→書類は一切必要なく、食事会のような面接を行う企業もある。

■まとめ

 書類選考や面接では求職者の本当の力を見つけ出すことは難しく、また、離職率の増加にもつながっていくだろう。
 求職者本人が、自分の個性や性格を登録する、パーソナルマッチング型のシステムは、今後、企業側が必要とする人材を確保できる手段の一つになりそうだ。