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海外では当たり前!? 出張×休暇の”新しい働き方”「ブレジャー」とは

2019.05.24

 世界最大級の総合旅行サイト・エクスペディアの日本語サイト、エクスペディア・ジャパンは、20代~50代の過去10年以内に、旅行(1泊2日以上)をしたことがある男女を対象に「ブレジャーに関する意識調査」を実施した。

■日本人未経験率No.1の「ブレジャー」

 ブレジャーは、出張などで遠方に訪れた際に休暇をプラスし、現地で観光や旅行をすること。海外では広く知られている「ブレジャー」だが、 今回の調査で判明した日本での認知度は19%だった。

 また以前エクスペディアが19か国を対象に行った「有休調査の国際比較調査」でも、日本での実施率は世界最下位ということが明らかになった。日本ではまだ浸透していない様子が伺える。

  

■6割はしたくない⁉

 ブレジャーの意味を説明したうえで、「ブレジャーをしてみたい」と回答した人は全体の37%となり、「したくない」と回答した人は、63%にもなった。

■出張に有休を付けるのは「悪」?有休取得に罪悪感を抱きやすい日本人

 ブレジャーをしてみたい理由の1位は「交通費がかからなくてお得だから」となった。2位は、「せっかく時間をかけて移動したから」となり、出張に合わせて旅行をすることで、時間や交通費を節約できる点にメリットを感じているようだ。
 
 反対に、したくない理由としては「遊びに行っていると思われたくないから」や「帰るまでが仕事だと思っているから」というのも多く、有休取得に罪悪感を感じやすく、勤勉な日本人らしい結果となった。

■4割は好意的!出張から働き方改革を

 自身の職場が「ブレジャーしやすい環境」だと思う人は28%、さらに、「ブレジャーをするのに年次が関係ある」と思う人はおよそ半数という結果も明らかになった。

 有給休暇が取りづらいと感じている人が多く、まだまだ年功序列を重んじる日本の文化が関係しているのかもしれない。

■他人の「ブレジャー」には寛容?

 「ブレジャーしている人を好ましいと思う」人は全体の4割になった。

 ブレジャーを活用しやすい環境と感じてはいなくても4割の人は好意的に受け止める結果となり、自身が思う以上に周りの許容度は高いようだ。

■まとめ

 今回の調査で、まだ日本ではブレジャーが浸透していない現状が明らかになった。ブレジャーは長期の休みを取る必要が無いため、チャレンジしやすい旅行の仕方とも言えるようだ。

 「休みたいけど休めない」という日本の職場の空気を変えるためにも、働き方改革の一つとして、導入を考えてみてはどうだろうか。