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全社員に10,000円支給!? 家族へのありがとうを形にする福利厚生『家族感謝月間』とは

2019.06.06

 収益不動産を活用した資産運用プラットフォーム事業を展開する大和財託株式会社(本社:大阪市北区角田町)は、令和元年5月に、福利厚生制度『家族感謝月間』を実施。

 家族へのありがとうを形にするための資金として、全社員に10,000円支給した。

■家族感謝月間とは?

 毎年5月を家族感謝月間として、日頃支えてくれる家族に対して、感謝の気持ちを行動にうつそうという取り組み。

 具体的には、会社から全社員に現金1万円を支給し、家族に対して贈り物や食事など自由な用途で感謝の気持ちを伝える。

■制度実施の理由

 大和財託株式会社の企業理念に「私たちに関わる全ての人々が幸せになる」という言葉がある。

 すべての人々とは、社員と社員の家族も対象だ。

 社員が仕事をがんばることができるのは日頃サポートをしてくれる家族がいるからと考え、会社が社員の家族に対して感謝をあらわすと共に、社員自身も感謝の思いを伝えられる機会となるよう昨年から開始された。

■旅行、食事、プレゼントなど用途は様々

 本制度で支給される現金1万円の用途について社員にインタビューをすると、ホテルディナーをプレゼントしたり食事や旅費の一部に充てたりするなど、様々な方法で利用していた。

 社員からは家族と有意義な時間を過ごすことができ、普段なかなか伝えられていなかった感謝を伝える良い機会になったと、喜びの声が多く出ている。

■社員が幸せであることが、お客様への良質なサービスにつながる

■社員が幸せであることが、お客様への良質なサービスにつながる

■ 大和財託株式会社
  代表 藤原正明 氏のコメント

 「お客様と直接お話し、サービスを提供するのは社員です。当社は資産運用のツールとして不動産をあつかっていますが、不動産業界は歩合制の会社が多い。社員が経済的に不安定だったら、お客様に良いサービスを提供することができるでしょうか。まずは社員が幸せであることが、お客様にご満足いただけるサービスを提供するための条件だと考えています。そしてシンプルに、当社の社員には大和財託で働いてよかったと感じ、当社の一員であることに誇りを持ち日々の業務に励んでほしいと思っています。」

■まとめ

 社員一人ひとりが、家族に対して感謝の心を形で表す「家族感謝月間」。

 福利厚生の充実は、社員の組織貢献度や業務の生産性の向上などにもつながってくれるだろう。