オフィスのミカタとは

新社会人の仕事の満足感にはある関連性が。入社1カ月で3人に1人が仕事に満足していないことが判明。

2019.06.13

 6月1日より新卒採用活動がスタート。企業は自社に合う人材を求めて学生とのコミュニケーションを強化していく重要な時期となった。また、学生にとっても、就職活動が本格化し、より就職後をイメージして活動していく重要な時期になっている。

 総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区)では、企業・学生それぞれにとってより良い就職活動に取り組んでもらうために、新入社員の入社前の「目標」と入社後の「仕事の満足度」との関係性について、全国の2019年度新社会人300名と大学4年生300名を対象に調査を行った。

■大学4年生の約半数(46.3%)は「仕事に満足感を持って働きたい」

<大学4年生対象> あなたは、今後就職するにあたってどのような心持ちで働きたいと思いますか?
<大学4年生対象> あなたは、今後就職するにあたってどのような心持ちで働きたいと思いますか?

 大学4年生に今後社会人として働くうえでの心持ちについて聞いたところ、最も回答が多かったのは、「仕事に満足感を持って働きたい」(46.3%)だった。次いで「常に成長を意識して働きたい」(44.0%)、「目標達成を追い求めて働きたい」(33.7%)などの回答が上位となった。

■入社1カ月時点で、新社会人の3人に1人以上は仕事に満足していない

<新入社員対象>現在(入社1カ月時点)従事している仕事にどれだけ満足していますか?
<新入社員対象>現在(入社1カ月時点)従事している仕事にどれだけ満足していますか?

 新社会人1年目に、入社1カ月時点での仕事の満足度を聞いたところ、35.4%が仕事に「満足していない」という結果になった。

 入社後1カ月は研修などが中心で、実務に関わることが少ない人が一定数いることを踏まえても、「仕事に満足していない」という状況は、「仕事に満足感を持って働きたい」という希望を持って入社した新社会人のモチベーション低下につながる恐れがある。

■学生時代の目標の有無は、入社直後の仕事の満足度に大きく影響する

左:学生時代に目標があった人 右:学生時代に目標がなかった人
左:学生時代に目標があった人 右:学生時代に目標がなかった人

 学生時代に仕事や人生における目標があった人となかった人で比較すると、学生時代から目標があった人のほうが、入社1カ月時点で「仕事に満足している」と答える傾向が高いことがわかった。

 新社会人にとって学生時代の目標の有無は、入社直後の仕事の満足度に大きく影響するようだ。

■学生時代に目標があった人は、他人に意見やアドバイスを求めている傾向が高い

左:学生時代に目標があった人 右:学生時代に目標がなかった人
左:学生時代に目標があった人 右:学生時代に目標がなかった人

 「他人に意見やアドバイスを求めるか」について調査したところ、学生時代に目標がなかった人は「他人からの意見を求めたことがある」人が約5割(51.1%)だったのに対し、目標があった人の約7割(70.8%)は他人からの意見を求めたことがあることが分かった。

 目標がある人は、その目標を達成するために、もしくは達成までの課題を解決するために、他人に積極的にアドバイスを求める傾向にあると考えられる。

■調査概要

・調査期間:2019年4月26日~2019年5月4日
・調査対象:全国の新社会人1年目 300名、大学4年生 300名
・調査方法:インターネットによるアンケート回答方式

■まとめ

 入社1カ月時点で、新社会人の3人に1人が仕事に満足していないことがわかった。反対に、仕事の満足感が高い社員は、学生時代から「目標」をもっていることも判明。採用時に学生の「目標」について聞いてみることも必要といえるのではないだろうか。

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