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サテライトオフィス、ビジネス版LINE「 LINE WORKS 」導入企業向けに、どこでも働ける環境づくりを支援。

2019.06.17

 クラウド環境、サテライト環境でのビジネス支援に特化したインターネットシステムソリューションベンダーの株式会社サテライトオフィス(本社:東京都江東区)。ビジネス版LINE「 LINE WORKS 」導入企業向けに、クラウド電話(仮想PBXシステム)/クラウドFAXシステムを開発し、提供を開始した。

■クラウドPBXとは?

 PBX(Private Branch eXchange:構内交換機)は、企業の内部に置かれた電話回線の交換機のことで、内線電話の接続をコントロールするもの。内線同士を接続するほか、外線から内線にかかってきたもの、内線から外線へかけるものもコントロールしている。

 そのPBXをクラウド化したものがクラウドPBXだ。インターネット上で通話・通信を行うことで、従来の電話環境を改善することができるサービスとなっている。

 場所を選ばずに電話環境を構築できるほか、設定もWebブラウザやアプリケーション上で簡単に行うことができる点が特長だ。

 クラウドPBXでは、従来のPBX導入の障害となっていたコストを削減することができる。インターネットからサービスが提供されるため、ハードウェアを購入する必要がなく、拠点が分散していてもサービスを利用できるのが特徴。また、回線の増減や設定もブラウザから行うことができ、自社でメンテナンスを行う必要はない。

 

■「サテライトオフィス」概要

■「サテライトオフィス」概要

 サテライトオフィスは、LINE WORKS導入支援の中で、LINE WORKSで利用可能なシングルサインオン機能、ワークフロー機能、掲示板・/回覧板機能、ドキュメント管理機能、CRM機能、タイムカード/勤怠管理機能、安否確認機能等を無償/有償提供している。

 今回は、LINE WORKS導入企業向けに、通常の電話内線/外線機能やFAX送信/受信機能をクラウド上で提供するようだ。

■「サテライトオフィス」の主な特長

 ・クラウド上の電話システム(仮想PBXシステム)+クラウドFAXシステム

 ・通常の電話内線/外線機能やFAX送信/受信機能を、クラウドで提供

 ・既存の電話番号はそのまま利用可能。全国対応で、新設も可能

 ・1内線単価は200円程度

 ・固定電話機は1台1.5万円~2.5万円程度(買取)。レンタルは月額1,200円程度。固定電話機をLANにつなぐだけで社内電話として利用可能。

 ・スマートフォンに無償アプリをインストールし内線・外線として利用可能。

 ・固定電話機、スマートフォンは、社内/社外/店舗に限らず、日本全国、海外でも利用可能。

 ・内線通話料は無料。外線電話は、料金が発生する。

 ・FAX機能も追加費用なしで利用可能。送信はパソコンからドラックドロップ、受信はPDFでメール受信

■まとめ

 インターネット上で通話・通信を行うことで、社外でも内線を使用できるようになるクラウドPBX。

  勤務場所も多様化していく現在、離れて働く社員同士のコミュニケーションをスムーズにするサービスは、今後ますます必要とされていくだろう。