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先輩・上司にはSNS複数アカウントの存在は「絶対にバレたくない」。先輩・上司とのSNSコミュニケーションの実態について

2019.06.25

 株式会社ビジュアルワークス(東京都豊島区)は同社が運営する、イラストのオーダーメイドマーケットプレイスSKIMAにて、「10代・20代・30代のSNSに関する意識調査」を実施した。

 18歳~39歳の先輩・上司のSNSアカウントを知っている男女689人(予備調査10,000人)を対象にした調査では、複数アカウントの存在を「絶対にバレたくない」と思っていることが分かった。

■最もよく利用しているSNSは「Twitter」、10代は60.8%が複数アカウントを所持

 予備調査として、18歳から39歳の男女10,000人を対象に、SNSの登録状況を聞き、最も利用しているSNSは何か質問。全年代で最も人気なのは「Twitter」で、年代が若いほど利用も高い傾向にあることがわかった。

 「Facebook」は30代の27.1%が利用しているが、10代は1.5%にしか満たない。

 『Facebookのオジサン化』が進んでいると言われているが、この結果にもしっかりと表れた。

■若者はSNSでアカウントを何個も登録して使い分けているのか

 10代のTwitter登録者は、60.8%が複数アカウントを使い分けている結果になった。

 20代は37.4%、30代は20.4%と下がり、若者ほどアカウントをたくさん持っている傾向にある。ただし、短い動画を作成して投稿するTikTokは20代、30代の複数アカウント所持者が多い。

■年代別、複数アカウントを持つ理由は何か

 複数のアカウントを持つ理由を確認したところ、「趣味のジャンル分け」「タイムラインのジャンル分け」といった回答が多い中、「リアルな知り合いに見られたくない発言がある」という回答も多く、現実とは違う世界を楽しんでいると仮定できる。

 各年代が突出しているのは10代が「趣味のジャンル分け」、20代が「知り合いに見られたくない発言がある」「本音や愚痴と使い分け」、30代が「自分のキャラクターが複数ある」だった。

 年代が上がるにつれて、「自分のキャラクターが複数ある」という回答が増えている。

 「リアルな知り合いに見られたくない自分」、そのアカウントがバレるリスクや恐怖はないのだろうか。

■アカウントの存在は年代が上がるにつれて「絶対にバレたくない」

 複数アカウントを持っている人に対して、「複数アカウントが知り合いにバレてもいいか」と確認したところ、「絶対にバレたくない」という意見は年代が上がるにつれて強く出た。

 10代は「一部のアカウントはバレてもいい」という回答が多い。20代、30代のアカウント登録数は2つ以下が多く、10代は3つ以上のアカウントを使い分けているケースが多かった。

 若者ほどジャンル別に細かくアカウントを使い分けているのが一般的になっており、見られても問題ないほどライトなものも多く、本当に見られたくないものは鍵付きアカウントにするなど、しっかり使い分けているのだろう。

■「アカウントはバレたくない」理由

・【悪口・愚痴を書いている】
「かなり突っ込んだ愚痴を垂れていることもあるため(38歳・男性)」
「リアルの愚痴が多い垢があるから(18歳・男性)
「裏垢は日記のような存在。本垢では言えないような愚痴だったり行動、感想を裏垢に呟いているため(21歳・女性)」
「旦那の愚痴を日記がわりに書いており、離婚の際に使うから(38歳・女性)」

・【趣味は知られたくない】
「マニアックな趣味やその仲間との交流をリアルな人に知られたくない(31歳・男性)」
「アニメの趣味アカウントで普段はオタク感を出してなく知られたくないから(18歳・男性)」
「オタク趣味全開だから(29歳・女性)」
「趣味全開のアカウントがある。趣味について理解が乏しい人も多いため、見られない方が平和だと思う(24歳・女性)」

・【プライベートを分けたい】
「秘匿したいプライベートがあるから(29歳・男性)」
「リアルの友達とつながっていない気楽なアカウントが欲しかったから(20歳・男性)」
「リアルで発言したら波紋を呼ぶとわかっているものを呟いているので、ばれたくない(28歳・女性)」
「ネットの世界とプライベートの付き合いは分けたいから(29歳・女性)」

・【キャラが違う】
「いつもと違う本当のキャラクターが暴露されてしまう(25歳・男性)」
「昔とキャラが違うから恥ずかしい(24歳・男性)」
「それぞれのアカウントでキャラ付けを変えているから(30歳・女性)」
「普段とは違うキャラを演出しているため(18歳・女性)」

■職場の先輩・上司とSNSでつながった経緯

 アカウントがバレたくない存在の上位にいるのではないかと思われる、職場の先輩や上司とSNSでつながっている人、そして一方的に先輩や上司のアカウントを知っている人に、先輩・上司とSNSの関係性について聞いてみた。

 先輩・上司のSNSアカウントと相互につながっていると回答した人に対して、どういった経緯でつながることになったのか聞いたところ、「会話の流れでつながった」という意見が最も多く、次いで「上司に発見された」という結果となった。

■6人に1人が上司のSNSアカウントを見たくて探し出している

 一方的に先輩や上司のアカウントを知っている人に対して、どうしてアカウントを知っているのか聞いたところ、最も多いのは「会話の流れ」だが、Facebookでは「おすすめユーザーに出てきた」という意見も目立つ。

 しかし特筆すべきは「投稿を見たくて探し出した」が全てのSNSで15%以上いることではないだろうか。

 約6人に1人が上司のSNSアカウントを探し出している計算だ。このグラフを見ているあなたも、アカウントを探し出されている可能性がある。

■先輩や上司とSNSで繋がって良かったか

 SNSでつながったことを良かったと思うか聞いたところ、「良かった」という回答が多い結果となった。

 最も良かったと思われているのは「Instagram」、最も良くなかったと思われているのは「Facebook」だ。

 Facebookは複数アカウント所持者が最も少ないので、それも関係しているのかもしれない。

■コミュニケーションを深めれば良い仕事ができる

【つながって良かったこと】
「お土産のおねだりができる(21歳・男性)」
「異なるコミュニケーションが取れるから(37歳・男性)」
「職場では見られない上司の一面を見られたから(37歳・男性)」
「安心感があり、より親しみやすい雰囲気が生まれると感じるから(27歳・男性)」
「コミュニケーションを深めれば良い仕事ができるから(28歳・男性)」
「プライベートとの境界があやふやになるのは良くないが、趣味趣向が知れて良いこともあるから(26歳・男性)」
「上司の日常生活を垣間見れることは、職場における円滑なコミュニケーションに資する。一方、自分の投稿に、上司に隠したいことはないのであまり痛痒を感じない(35歳・男性)」
「近況が連絡を取らなくても知ることができ、話のネタになる(31歳・男性)」
「プライベートなことも見れるから(19歳・女性)」
「上司の仕事以外の顔がわかった(32歳・女性)」
「異動で先輩と毎日話すこともなくなってしまったけど、先輩になにかあったときは知れそうだから(24歳・女性)」
「DMで仕事の相談などが出来て、普段は趣味の近況をタイムラインで追える(38歳・女性)」
「転職して今は会う機会がないけどネットでつながれているから(37歳・女性)」
「普段なかなか会えない元上司から誕生日は必ずメッセージがあり、励ましにもなるので(37歳・女性)」
「携帯をなくした時や故障してしまったときはPCなどでFacebookにログインして連絡を取ることができる(24歳・女性)」
「部署が離れてもプライベートの近況を知ることができる(29歳・女性)」
「プライベートもわかってくれるから、仕事の時じゃない性格とかもわかってもらえる(29歳・女性)」
「仕事以外の投稿がおもしろく、ためになるコメントも多いから(33歳・女性)」

■話題は出来たが、知られたくない事は載せられない

【どちらでもない】
「ネガティヴな投稿をしづらくなった反面、ポジティヴな投稿はいいように受け取ってもらえるのでどちらともいえない(38歳・男性)」
「一概にいいとは言えないから(26歳・男性)」
「特に投稿もしていないので、ただつながっているだけ(27歳・男性)」
「人となりが分かるのは良いが、プライベートを知られるのは嫌(37歳・男性)」
「ツイッターは裏側の人間性を感じるから(34歳・男性)」
「良い部分もあるが面倒な部分もあるため、どちらともいえない(30歳・男性)」
「これといって日常に影響がないから(31歳・男性)」
「特にメリットはなかった(26歳・男性)」
「つながってから特にSNSで交流することもない(27歳・男性)」
「職場のことを気軽に呟けないから(21歳・女性)」
「あまり自分から投稿しないので見られても問題ない。つながったことによるメリットも特にない(29歳・女性)」
「上司に言われてアカウントを作っただけで使っていないのでどうでもいい(30歳・女性)」
「仲の良い上司は問題ない。ただの上司と部下の関係であれば素のツイートがしにくい。上司は上司でも前の仕事先の上司なので特に何も考えていない(22歳・女性)」
「話題は出来たが、知られたくない事は載せられない(29歳・女性)」
「投稿したらまずい内容もあるけど、情報も得られるから(30歳・女性)」
「いい面も悪い面もある(26歳・女性)」
「休みの日に何をしているのか知られすぎるのはめんどくさいと思う。しかしInstagramに関しては職場の人をストーリー非表示の機能を使っているのであまり気にすることはなくなった(24歳・女性)」
「プライベートも知られてしまって窮屈な思いがある一方で会社では知ることの出来ない一面を知ることが出来て良かったとも思うから(27歳・女性)」

■常に監視されてるみたいで気持ち悪い

【つながって良くなかった】
「上司の愚痴を目にする羽目になった(28歳・男性)」
「上司とはプライベートでかかわりたくないから(39歳・男性)」
「監視されてる気分になる(32歳・男性)」
「常に監視されてるみたいで気持ち悪い(28歳・男性)」
「上司の承認欲求がめんどくさい(36歳・男性)」
「遊びに行ったなどの情報が筒抜けになるから。嫌味を言われている人をみたことがある(31歳・男性)」
「別に求められてはいないものの、気を使って「いいね!」をしないといけないのではないか、などと考えてしまうから(28歳・男性)」
「公私混同したくないから(31歳・男性)」
「自分の友達を知られたくないから(39歳・男性)」
「プライベートが筒抜けになってしまう(32歳・女性)」
「投稿する内容を選んでしまうようになったから(37歳・女性)」
「仕事の不満や愚痴は全く呟けなくなった。ふざけたツイートをすると後日会った時にネタにしてきて周りに内容がバレる(21歳・女性)」
「つながってしまったことで、見るのも見られるのも気になってログインしなくなった(32歳・女性)」
「仕事の不満や愚痴を書けなくなってしまったから(26歳・女性)」
「日記を書く際に内容に気を使うようになった(35歳・女性)」
「仕事の愚痴を書けないし、愚痴でなくても遊んでる写真とかをアップして次の日に疲れた感じも出せないのでアップしにくくなる(32歳・女性)」
「自分が休みの日などに上司や先輩が出勤していると何かと呟きづらい。見られていると思うと書きたくても書けないことが出てきて窮屈に感じる(28歳・女性)」
「発信する内容に気を使う、趣味のことを話せない(29歳・女性)」
「休日の様子など監視されているような気持ちになるから(38歳・女性)」
「誕生日が知られるし、休日の過ごし方がバレてしまう(28歳・女性)」

■まとめ

 先輩・上司にはSNS複数アカウントの存在は「絶対にバレたくない」といる反面、約6人に1人が上司のSNSアカウントを探し出しているという、驚きの結果となった。

 SNSで上司と繋がることは、役職などに関係なく気軽にやり取りできることが魅力の一つである。しかし、「仕事の愚痴を書けない」「常に監視されているみたいで気持ち悪い」など、マイナスなイメージもある。

 仕事とプライベートの区別をし、自分の情報はしっかりと管理していくことが重要のようだ。