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社員が使いたい福利厚生を自分で選ぶ時代に。 福利厚生のアウトソーシングサービス「福利くん」とは

2019.06.27

 フリーランス、副業など働き方が多様化し、社員の流動性が高まる中で再注目されている領域として、福利厚生がある。

6月25日にβ版がローンチされた「福利くん」は働き方の多様化に対応したサービスだ。

 福利厚生の充実は、社員の生産性を高めたり、離職率を下げたりすることに一役買っているといえるだろう。
 
 「福利くん」では、社員が本当に使いたいサービスが優待価格で受けられ、個人に対しておすすめのサービスがリコメンドされるので今まで知らなかったサービスを知るきっかけにもなるのが特徴だ。

■福利くんとは

■福利くんとは

 福利くんは、ひとりひとりに寄り添った福利厚生アウトソーシングサービス。

 仕事帰りにジムで運動したり、休日には家事代行サービスを利用したりするなど、ひとつの福利厚生が、自身の生活を充実させるための手助けをする。

■「福利くん」の2本軸

1. ユーザーに対して、パーソナライズされたサービスをリコメンドすること。

2. 社内のコミュニケーションを活性化させること。

■ユーザーの声を積極的に掲載サービス選別に反映

■ユーザーの声を積極的に掲載サービス選別に反映

 既存の福利厚生アウトソーシングサービスは数十万もの非常に多くのクーポンを取り揃え、目を凝らしてよく探すと使いたいクーポンがある点で良いサービスである。しかし、目を凝らしてよく探さないと使いたいものが見つからないのもまた事実である。

 「福利くん」では提携企業と1社1社独自に交渉し契約を結ぶことにより、本当にユーザーにおすすめできるサービス、内容のクーポンのみを絞って取り揃えている。

 また、ユーザーの声を積極的に掲載サービス選別に反映している。

■今後は社員同士の交流やポイント付与システムの開発に力を入れる

 本当に使われるサービスを福利厚生としてユーザーに優待価格で提供する「福利くん」が次に目指すのは、社内コミュニケーションのきっかけとしての福利厚生の提供をすること。

 サービスを優待するだけでなく、会社から社員にポイントを付与し、そのポイントを使ってユーザーがサービスを受けられるポイント付与システムを構築することだ。

 例えば、「福利くん」掲載ジムに同僚4人で行ったら1人で行くより安くなる。そんなシステムがあれば社外でのコミュニケーションも増えるだろう。共にサービスを受ける同僚を募る掲示板などの開発といったアプローチをしていく予定だ。

■まとめ

 社員が使いたい福利厚生を自分で選ぶことができる「福利くん」。このようなアウトソーシングを利用することは、コストを抑え、社員満足度を向上することが期待できる。
 
 労働力不足が深刻化する中で、採用力の強化や社員満足度向上の為に、企業は導入を検討してみてはどうだろうか。 

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