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パナソニック、未来のオフィス空間づくりを目指す。コワーキングスペース「point 0 marunouchi」で実験開始。

2019.07.09

 パナソニック株式会社は、会員型コワーキングスペース『point 0 marunouchi(ポイントゼロ マルノウチ)』において、7月16日(火)より未来のオフィス空間づくりに向けた実証実験を開始する。

 株式会社オカムラ、ダイキン工業株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、ライオン株式会社、株式会社MyCity、アサヒビール株式会社、TOA株式会社、TOTO株式会社と協創している。

 実際に働く人の動きや生体情報、設置機器等の運転データを収集・分析し、コンテンツの高度化や新しいサービスの創出に取り組んでいく。

■『point 0 marunouchi』

 『point 0 marunouchi』は、空間データの協創プラットフォーム『CRESNECT』の第1弾プロジェクト※である「未来のオフィス空間」を実現していくための会員型コワーキングスペース。

 今回新たにアサヒビール、TOA、TOTOの4社がプロジェクトに加わり、各社の最新技術やデータ、ノウハウを活用し、オープンスペースや会議室、仮眠ブースなどにおいて、多様な働き方に合わせた空間コンテンツを導入する。

※株式会社オカムラ、ソフトバンク株式会社、ダイキン工業株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、三井物産株式会社、ライオン株式会社が2018年7月30日に共同発表した、空間データの協創プラットフォーム『CRESNECT』を活用し「未来のオフィス空間」づくりを目指すプロジェクト

■本実証実験の概要

 『point 0 marunouchi』では、喫緊の社会課題のひとつである「働き方改革」をテーマに、理想のオフィス空間の実現を目指し、様々な空間コンテンツの実証実験を開始する。

 実際に人が働くオフィス空間を活用して、オフィスでの動線や仕事中の姿勢、室内の温湿度や内装のデザイン、照明・音・香り、アルコールも含めた飲食など、様々な要素が働く人に及ぼす効率性や創造性、健康への影響を収集・分析する。

 実際にワークスペースの利用者のフィードバック情報も活用し、効果を検証しながら空間コンテンツの高度化を図る。またこれらの空間コンテンツを通じて、働く人の快適性やウェルネスが重要な評価ポイントとなるオフィス空間の認証制度「WELL Building Standard」のコワーキングスペースでの国内初の獲得も目指す。

■導入する代表的な空間コンテンツ

 『point 0 marunouchi』では、利用者一人ひとりが目的や好みにあわせた働き方ができるよう、多彩なコンテンツを備えた様々な空間を準備している。

 利用者は自身にとって快適な空間を選択し、利用することができる。

〇オープンスペース
・利用者の好みやオフィスの状況に合わせてその日の仕事に適した執務エリアを推奨
・オープンスペースでも利用者の好みに合わせて空調・照明・香りをコントロール
・立ち仕事・座り仕事を組み合わせることができる上下昇降テーブルで、ストレス軽減や生産性を向上
・オフィス内のノイズをマスキングし、リラックスしながら集中できるBGM

〇会議室
・会議の目的に応じた調色照明や音響の心理効果で、会議をより効率的・創造的に
・会議中の音声の分析から場の雰囲気に合わせた香り(リフレッシュなど)を噴霧し会議を活性化

〇集中ブース
・外部からの視線や音の刺激を適度に遮り、かつ圧迫感がなく居心地のよいパーティション
・文字が読みやすい光・色の照明で目にやさしい環境を実現
・センシング技術により、一人ひとりに合わせて最適な集中作業をサポートする環境を空調や照明、香りで創出

〇仮眠ブース
・空調・照明・香りがコントロールできる仮眠環境の実現

〇その他
・口臭リスクチェックによるコミュニケーションの変化をセンシング
・クリエイティブな発想を生み出すための新しいアルコール飲用方法の提案
・瞑想ルームやシャワールームを完備し、業務のスイッチ切り替えやストレスを低減

■各社の参画目的

〇オカムラ
・センサー搭載のオフィス家具の導入と、その実験を通じた商品化推進
・取得したビッグデータを活用した新たなサービス開発の推進
・参加企業とのコラボレーションによる新たな価値提供の可能性の模索

〇ダイキン工業
・空調機をハブとした新たなビジネスソリューションの創出
・異業種の各企業とパートナーシップを結び、当社だけでは成し得ない価値ある空間ソリューションを提供

〇東京海上日動火災保険
・ストレス度や集中度などを中心とした、「未来のオフィス空間」づくりに関する研究で計測・蓄積されるセンシングデータの分析などを実施し、ヘルスケア分野などにおける新たなサービス提供や健康経営ソリューションの開発に向けた可能性を検討する

〇ライオン
・ライオンの技術、ソリューションを活用して、口腔内のセンシングによる口臭リスクのチェック、メンタルヘルスケアを意識した空間創り等を通じて、オフィスワーカーのヘルスケア、エチケットリテラシー向上に貢献する新たな製品・サービスを開発する

〇MyCity
・IoTプラットフォームを活用したワークスペースのパーソナライゼーションと最適化を実現する空間ソリューションの開発と事業化を行う

〇アサヒビール
・IoT を用いた新しい酒類提供方法・飲用シーンの創出
・「クリエイティブな発想を生み出す」 新たな飲み方提案の創出
・コワーキングスペースを活用したリーン"インサイト"アップ方式の新商品開発

〇TOA
・時間、場所、目的に合わせた音声での情報提供や環境音・BGMでの空間演出で、快適な働き方の実現に貢献するとともに、参画企業との協業による「未来のオフィス空間」の創造を通して、音の新たな価値提供を開発する

〇TOTO
・オフィスにおける水まわり空間での使用実態のデータ収集と分析
・取得データを活用した、水まわり空間での新たな価値の創出
・参加企業との協創による、水まわり空間への新しい提案の検討

〇パナソニック
・他社共創による実証実験を通じた空間ソリューションの知見創出
・各参画企業との協創による空間パッケージの構築
・上記を基に将来的には「コミュニティ」活性化空間の創出を目論む

■『point 0 marunouchi』の施設概要

1)名称:point 0 marunouchi(ポイントゼロ マルノウチ)
2)所在地:東京都千代田区丸の内2-5-1 丸の内二丁目ビル4F
3)アクセス:東京駅より徒歩3分(地下直結)
4)敷地面積:1,082m2
5)総席数:220席
6)料金:個室・月額会員105,000円~/月(税別)
自由席・都度利用250円~/15分(税別)
7)開業日:2019年7月16日(火)
8)運営会社:株式会社point0

■『CRESNECT』について

 『CRESNECT』は、空調機をはじめとした機器、各種センサーから得られるさまざまなデータや、各パートナー企業が持つデータやノウハウを蓄積し、活用しながら、空間にまつわる新たな価値やサービスを創出していくための協創型プラットフォーム。

 今回は、「働き方改革」をテーマとし、理想のオフィス空間づくりに取り組むが、今後ホテルや店舗、高齢者施設、病院、教育施設などの空間においても、新しい価値やサービスの創出を目指していく。


(参考)ダイキン工業 2018年2月21日 プレスリリース
空気・空間のデータを活用した協創プラットフォーム『CRESNECT』を開設

■まとめ

 「働き方改革」をテーマに、さまざまな企業の最新技術やデータ、ノウハウを活用し、理想のオフィス空間の実現を目指して、空間コンテンツの実証実験をする『point 0 marunouchi』。

 さまざま働き方が求められている今、働きやすい場所を探しだしていくこのような取り組みは、とても重要となってくる。

 オープン後の様子に注目し、取り組みを参考にしてみてはいかがだろうか。

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