Web面接で採用工数とコストを削減。Web面接サービス「インタビューメーカー」がHR関連サービスと連携。
Web面接市場を牽引する株式会社スタジアム(本社 東京都港区)は、ATS(採用管理システム)や求人メディア等のHRテック企業との連携・協業を進めると発表した。
革新的な採用手法に取り組む企業の利便性向上に向け、様々なHRテック企業等との連携を強化していくようだ。
Web面接を導入する企業にとって、採用工数やコストの削減に繋がるなど、メリットとなる部分が多そうだ。
■ストレスのない採用活動を目指して、HRテック企業との連携を強化
採用難時代が続く中で、多様化する採用チャネルやツールを使いこなす為に、企業は更なる負担を強いられている。
株式会社スタジアムは、採用活動を行う企業や応募者が、よりストレスなく採用活動に熱中できる事を目的として、続々と登場するHRテック企業との連携を強化していく。
例:面接中にペーパーに評価を書くのではなく、Web面接を行いながら評価シートを同画面で入力、面接録画を保存など、効率的で質の高い面接の場を提供。
株式会社スタジアムは今後、連携する為のAPI仕様を公開し、他のHR関連サービスにおいても、Web面接サービスとして国内最大級の導入企業数を誇る同社のWeb面接技術を広く利用できるようにしていくとのこと。
それによって、採用活動を行う企業に対し、様々なツールをこれまでよりも低いハードルで導入・活用できる環境を提供する。
■連携予定企業は11社
現在連携予定の企業は以下の通り。※カッコ内はATSの名称。
イグナイトアイ株式会社(SONAR)
株式会社ウィルビー(JobMaker)
株式会社ゼクウ(RPM)
株式会社ステラス(ジョブスイート)
株式会社天職市場(テンリク)
株式会社ネオキャリア(MOCHICA)
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社(HITO-Link リクルーティング)
株式会社HERP(HERP ATS)
株式会社ブレイン・ラボ(CAREER PLAS)
株式会社リアライブ(Reworks Cloud)
株式会社リフカム(Refcome)
連携企業は引き続き増やしていくようだ。
■イグナイトアイ株式会社(SONAR)とは、既に連携がスタート
インタビューメーカー×API連携の最大のメリットは「採用フローにWeb面接を組み込むことが容易になる」ことだという。
応募者が面接日を選択するだけで日程が予約されるため、従来のように面接官が日程調整等の準備を行う必要がない。
イグナイトアイ株式会社が提供するAPIの「SONAR」とは既に連携を開始しており、これが決め手となって、総合デベロッパーである野村不動産株式会社ではインタビューメーカーの実運用を開始したということだ。
インタビューメーカーを導入した野村不動産株式会社は、地方学生を対象にWeb面接を実施した。
インタビューメーカー×SONAR連携により、あらゆる採用業務をシームレスに行うことが出来る為、より効率的な採用業務とWeb面接を活用した地方学生との接点創出が可能となり、その効果を高く評価したようだ。
■『インタビューメーカー』について
株式会社スタジアムは、スマホやPCがあればいつでもどこでも面接ができる月額制のWeb面接ツール「インタビューメーカー」をSaaS形式で提供している。
2017年5月のサービス開始以来、株式会社ADKホールディングス、株式会社コーセー、積水ハウス株式会社、キユーピー株式会社、ダイドードリンコ株式会社を始めとする1,000社以上の企業に導入されるサービスに成長している。
導入企業からは、「採用工数やコストの削減が図れる」、「録画面接で24時間応募に対応できる」、「遠隔地などこれまで接点のなかった応募者を増やせる」などの好評の声が挙がっている。
求職者に対してはより広い面接機会を、企業や市町村に対しては採用力を提供するサービスだ。
■まとめ
採用チャネルやツールが多様化する中で、企業の採用担当者の負担やストレスも大きくなっている。
今後、採用支援ツール同士の連携強化が進んでいくことで、企業の採用工数やコスト削減に一役買いそうだ。