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NTTコミュニケーションズ、「スムーズビズ」と「テレワーク・デイズ」へ参加。自社サービスを活用した働き方改革とは

2019.07.22

 NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)グループは、2019年7月22日から実施される「テレワーク・デイズ」に、「実施団体」および「特別協力団体」として参加。また、同期間に実施される「スムーズビズ」にも参加していく。

 テレワークの実施、社内会議および社内コミュニケーションのデジタル化とリモート化など、デジタルワークプレイスにおける働き方改革を実践する。

■「テレワーク・デイズ」とは

■「テレワーク・デイズ」とは

 総務省・厚生労働省・経済産業省・国土交通省・内閣官房・内閣府が、東京都および関係団体と連携して、働き方改革の国民運動として展開しているテレワークの実施・促進の取り組み。

 2017年(7月24日のみ実施)には約950団体、6.3万人、2018年(7月23日~27日の5日間実施)には1,682団体、延べ30万人以上が参加した。

 今年は対象となる期間が拡大され、2019年7月22日から9月6日の約1ヵ月間にわたって開催される。

■「テレワーク・デイズ」に関するNTT Comグループの主な取り組み

 NTT Comグループは、1万人規模の全社従業員を対象として、ICTサービスを活用し、在宅勤務など多様なワークスタイルに対応できる制度や環境を整備してきた。

■テレワーク制度の活用

対象:NTT Com、NTTコムエンジニアリング、NTTコム ソリューションズ、NTTPCコミュニケーションズ、NTTビズリンク、NTTレゾナント

施策内容:育児や介護などの理由がなくても全社員がテレワークを利用できる制度を導入し、「テレワーク・デイズ」においては、積極的に当該制度を活用する。

 また、NTT ComとNTTコム ソリューションズは、社員のワークスタイルに合わせてサテライトオフィス(ザイマックス「ZXY Share」)、シェアオフィス(三井不動産「ワークスタイリング」)における業務を可能にしている。NTT Comはカラオケルーム(第一興商「ビッグエコーOFFICEBOX」)やコミュニティ型ワークスペース(WeWork)を業務スペースとして活用できる制度も導入している。

■テレワークの一斉実施

対象:NTT Com、NTTコムエンジニアリング、NTTコム ソリューションズ、 NTTコム マーケティング、NTTPCコミュニケーションズ、NTTビズリンク、NTTレゾナント

施策内容:7月24日(水)を推奨日として、集中的にテレワークを実施する。

■社内会議および社内コミュニケーションのデジタル化とリモート化

対象:NTTビズリンク

施策内容:経営層らによる意思決定会議および、自宅やサテライトオフィスから業務を実施している社員とのコミュニケーションを、NTTビズリンクのクラウド型テレビ会議サービスを活用してリモートで実施する。

 また、同サービスによる会議内容の録画・共有や、AIによる会議音声のテキスト化と議事録作成支援なども行い、デジタルワークプレイスにおける働き方改革を実践する。

■「在宅型コンタクトセンター」におけるテレワークの実施

■「在宅型コンタクトセンター」におけるテレワークの実施

対象:NTTコム チェオ 全国の在宅スタッフ

施策内容:恒常的な取り組みとして、「在宅型コンタクトセンター」のスタッフが、自宅で顧客からの問い合わせへの応対業務(電話・メール・チャットなど)を実施していく。

NTTコム チェオが運営する「在宅型コンタクトセンター」では、全国各地の在宅スタッフをICTソリューションで組織化し、一体のコンタクトセンターとして顧客対応を実現している。

 オペレーターは自宅で業務を行うことができるため、転居や出産、育児、介護などさまざまな事情によりフルタイムで働くことが難しい人にも、通勤不要で柔軟な働き方を通じて就業機会を提供することができる。

 また「在宅型コンタクトセンター」は、自社で活用するだけではなく、ソリューションとして、顧客対応業務を行う企業の顧客にも利用されている。

■ テレワークを実現するNTT Comグループのサービス・ソリューション

 NTT Comグループは、自社で培ったテレワークのノウハウや、さまざまなICTサービス・ソリューションを活用して、顧客の安心・安全なテレワーク環境を実現する。

■遠隔でのスムーズなコミュニケーション

〇「Arcstar Conferencing」
https://www.ntt.com/business/services/voice-video/uc-conferencing/conferencing.html
 マルチデバイス対応のクラウド型オンライン会議サービス。

〇「Arcstar Smart PBX」
https://www.ntt.com/business/services/voice-video/voip/smartpbx.html
 スマートフォンを内線端末にして、自宅や外出先でも会社の電話番号が使えるクラウド型PBXサービス。

〇「連絡とれるくん」
https://www.ntt.com/business/services/application/web-directory/renrakutorerukun.html
 外出先でも社内や社外(名刺情報など)の連絡先情報がわかり、電話やチャット、メールなどさまざまなツールとの連携が可能なWeb電話帳サービス。

〇「SMART Communication & Collaboration Cloud」
https://www.nttbiz.com/solution/vcs/service/smart_cc/
 マルチデバイス対応で、テレビ会議システム、パソコン・タブレット型端末・スマートフォンなど様々な端末から参加が可能なクラウド型テレビ会議サービス。

 WebRTCを利用して、Webブラウザーから簡単に参加することもできる。また、「Skype for Business」や「Cisco Webex Teams」など他のテレビ会議サービスとも接続することが可能なため、様々な利用環境に対応することができる。

 さらに、会話の録画や翻訳などのオプション機能や、専用ヘルプデスクによるサポートも充実している。例えばサポート窓口は、システム担当など代表者の人だけでなく、契約企業内のすべての利用者の人からの問い合わせに対応可能だ。

■テレワーク環境を丸ごと導入

〇「テレワーク・スタートパック」
https://www.ntt.com/business/lp/mobile/start.html
 ノートパソコン、モバイル通信、セキュリティ対策を設定済みの状態でお届けすることにより、簡単、迅速にテレワークを始められるパッケージサービス。

〇「モバイル ワークスペース ソリューション」
https://www.ntt.com/business/solutions/communication-and-collaboration/mobile-workspace.html
 「セキュアドPC」(※)により、場所を問わない安全で快適なワークスペースを実現するソリューション。

 「Microsoft 365」、SSL-VPNなどを含め、導入から運用までを、NTT Comの社内導入で培ったノウハウをもとに一元的にサポートする。

(※)「セキュアドPC」とは、常にセキュアなネットワークを介して業務情報にアクセスできるシンクライアントの長所と、ネットワーク環境に左右されず迅速に起動や作業ができるファットクライアントの長所を両立した、NTT Com独自のソリューション。

■「スムーズビズ」とは

■「スムーズビズ」とは

 「スムーズビズ」とは、都民や企業による交通行動の工夫やテレワーク環境の整備、多様な働き方の実践などを後押しする、東京都が推進している取り組みだ。

・テレワーク
ICTを活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き

・2020TDM推進プロジェクト
東京2020大会開催期間中における交通混雑緩和に向けた交通需要マネジメント

・時差Biz
通勤ラッシュ回避のために通勤時間をずらす働き方改革のひとつ。

 東京2020大会を契機にこのような取組を総合的に進め、新しいワークスタイルや企業活動の東京モデルを社会に定着させ、 全ての人々がいきいきと働き、活躍できる社会の実現を目指すようだ。

■「スムーズビズ」に関するNTT Comグループの主な取り組み

【オフピーク通勤による時差Biz】
・対象:NTT Com、NTTコムエンジニアリング、NTTコムソリューションズ、NTTコム マーケティング

施策内容:フレックス制度などを活用し、朝8時から9時の間を避けたオフピーク通勤などを実施する。

■まとめ

 2017年からはじまった「テレワーク・デイズ」。今年は、2019年7月22日から9月6日の約1ヵ月間にわたって開催されるようだ。

 また、東京2020大会を契機に、快適な通勤環境や企業の生産性の向上を図る新しいワークスタイル「スムーズビズ」を東京都が推進しているようだ。

 さまざまな取り組みが行われる中で、各企業も働き方に関しての理解を深め従業員の働きやすい環境を作っていかなくてはいけないだろう。

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