オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

仕事のスイッチが入る瞬間は? 仕事への切り替えのタイミングが男女別で異なることが判明

2019.07.26

 株式会社JR東日本ウォータービジネス(本社:東京都品川区)は、acure<アキュア>のオリジナル飲料ブランド acure made <アキュアメイド>の「朝の茶事」を2019年6月4日(火)にリニューアルしたことに関連し、20~50代の働く男女合計400名を対象に「朝」に関するインターネット調査を実施。

 「仕事への切り替えタイミング」や「仕事への気持ちを切り替えるための飲み物」は、男女で異なることが明らかになった。

■朝起きてから家を出るまでの平均時間は、男女で約25分の差がある

■朝起きてから家を出るまでの平均時間は、男女で約25分の差がある

 「朝起きて、身支度を整え、朝食を食べて、家を出る」という毎日の日課ともいえる一連の生活リズム。かかる時間は人それぞれだろう。まず最初に、朝起きてから家を出るまでの平均時間を聞いた。

 男性の平均は約57分に対し、女性は約82分。男女でおよそ25分もの差があることがわかった。さらに男性の3人中1人は「起きてから30分以内に家を出る」と回答している。特に男性の中には、ゆったりとした朝よりも、少々慌ただしい朝を過ごしている人も多いことがわかった。

■仕事への切り替えのタイミングは?男性は「家を出る瞬間」、女性は「会社に着いた瞬間」が上位

■仕事への切り替えのタイミングは?男性は「家を出る瞬間」、女性は「会社に着いた瞬間」が上位

 ワークライフバランスも大切な昨今、仕事のオン・オフの切り替わりはどの瞬間なのだろうか。「仕事の時間」への気持ちの切り替えタイミングについて聞いた。

 男性は「家を出る瞬間(42.5%)」が単独で1位。一方、女性は「家を出る瞬間(31.0%)」「会社についた瞬間(31.0%)」が同率で1位という結果だった。

 この結果から、男性は家を出た瞬間からスイッチが切り替わり仕事モードになるが、女性は会社に着いた瞬間にも仕事モードに切り替わる人が多いことがわかった。

■仕事への切り替え方法、トップ3は「飲み物を買う」「ニュースを読む」「情報収集」

■仕事への切り替え方法、トップ3は「飲み物を買う」「ニュースを読む」「情報収集」

 「仕事のやる気スイッチ」は何だろうか。仕事の時間への気持ちを切り替えるための日課について聞いた。

 調査結果によると、TOP3は「通勤途中にお茶など飲み物を買う(30.8%)」、「通勤途中に新聞やビジネス系のニュースを読む(17.0%)」、「通勤途中に仕事に関連する情報収集をする(12.8%)」。

 飲み物を買うことで仕事への切り替えを行っている人が多いことがわかった。

■通勤途中に買う飲み物。男性はコーヒー、女性はお茶が1位

■通勤途中に買う飲み物。男性はコーヒー、女性はお茶が1位

 続いて、先ほどの問いで「通勤途中にお茶など飲み物を買う」と回答した人に対し、通勤途中に買う飲み物をすべて答えてもらった。

 調査結果によると、TOP3は「コーヒー(65.0%)」「お茶(51.2%)」「ミネラルウォーター(13.0%)」。性別ごとに見ると、1位の飲み物は男性が「コーヒー(71.6%)」であるのに対し、女性は「お茶(57.1%)」という結果だった。

 朝、何を飲みたいかは、男女によって異なる傾向があることがわかった。

■「夜の時間」は有効活用しているものの、「朝の時間」の有効活用には改善の余地がある

■「夜の時間」は有効活用しているものの、「朝の時間」の有効活用には改善の余地がある

 次に、1日におけるそれぞれの時間帯が有効活用できているかを聞いた。

 「午前中の仕事時間(53.8%)」「家に帰ってから寝るまでの時間(53.0%)」「午後の仕事時間(51.1%)」においては半数以上が有効活用できているという結果が出た。一方で、出社前にあたる「朝起きてから家を出るまでの時間(44.5%)」と「家を出てから出勤するまでの時間(43.3%)」は半数を下回っている。

 朝の早い時間は、まだまだ有効活用できる可能性を秘めていることがわかった。

■「リラックス」「フレッシュ」「頭が良く働く」状態であれば、時間を有効活用できていると感じられる

■「リラックス」「フレッシュ」「頭が良く働く」状態であれば、時間を有効活用できていると感じられる

 続いて、「時間を有効活用できている」とは、具体的にどんな時間にどんな状況になっていることかを尋ねた。

 「夜の時間にやることがなくなった状態でリラックスしているとき(35.0%)」、「朝の時間に頭が良く動く状態で仕事ができているとき(28.8%)」、「夜の時間に終わりの時間を気にせずに楽しんでいるとき(28.8%)」「朝の時間にフレッシュな状態でタスクに取り組むことができるとき(26.3%)」が上位という結果に。

 この結果から、朝でも夜でも時間を問わず、リラックスしているときや、フレッシュな状態、頭が良く働く状態になっているときに、人は「時間を有効活用できている」と感じる傾向にあることが明らかになった。

■働く人達は朝が苦手か?「朝型」が約4割、夜型が約「6割」という結果に

■働く人達は朝が苦手か?「朝型」が約4割、夜型が約「6割」という結果に

 早起きして活動するいわゆる「朝型」の人と夜に活動的になる「夜型」の人では、どちらが多いのだろうか。働く男女に、自分か「朝型」か「夜型」かを尋ねた。

 「朝型」であると回答した男性は40.5%、女性は38.0%。一方、「夜型」であると回答した男性は59.5%、女性が62.0%。

 男女ともに「夜型」の方が多いことがわかった。

■まとめ

 「仕事への切り替え」のタイミングは男女で異なるということがわかった。また、切り替えの方法も人によってさまざまだ。

 まだまだ改善の余地がある「朝の時間」の過ごし方を見直し、ワークライフバランスの実現につなげてみてはいかがだろうか。

 

<PR>