人工知能OCRで経理部門の業務効率化に寄与。「スマートOCR請求書」で月末月初の請求処理を短縮化
「人と保険の未来をつなぐ ~Fintech Innovation~」をかかげ、保険販売事業、ソリューション事業、システム事業を手掛ける株式会社アイリックコーポレーション(本社:東京都文京区)の100%子会社である株式会社インフォディオ(本社:東京都文京区)は、AI-OCRソリューション:「スマートOCR」の請求書パッケージ :「スマートOCR請求書 」を8月7日(水)にリリースする。
月末月初の請求処理を短縮化し、人工知能OCRで経理部門の業務効率化を図るようだ。
■スマートOCR
「スマートOCR」は、読み取りたい項目の値を位置することなくAIが自動的に抽出できるため、非定型(フォーマットが定まっていない)帳票のAI-OCRソリューションとしてこれまで様々な企業に利用されている。
請求書に特化した「スマートOCR請求書」が加わることで、経理部門での業務効率化に繋がっていくようだ。
■特長
「スマートOCR請求書」は、様々なフォーマットの請求書の基本項目と明細表をOCR変換・自動抽出してデータ連携可能。
位置指定等の帳票定義不要で、マスター連携機能、勘定科目自動判定機能、自動アップロード、データベース機能も備える。
様々なRPAと容易に連携でき、月末月初の請求処理を短時間に処理でき、「働き方改革」に寄与する。
今後RPAのみならず、セールスフォースや会計システム等、様々なシステムとの連携を行う予定だ。
■費用
クラウド版が月々3万円(初期費用8万円)から、 オンプレ版が 月々10万円(初期費用40万円) となる(いずれも税抜)。
今後、決算書版、健康診断書版、医療明細書版、更には非定型手書き帳票に対応した発注書版もリリース予定。
■用語解説
・OCR(Optical Character Recognition)
光学式文字読み取り装置。印刷物などの文字を、光を当てることで読み取り、テキストデータに変換する仕組み。
・AI(Artificial Intelligence)
人間の知的活動の一部を人工的に再現したソフトウェアを指す。近年はディープラーニングという人間の神経細胞(ニューロン)の仕組みを模した多層のニューラルネットワーク技術を用い、コンピューター自らがデータに含まれる潜在的な特徴をとらえることが可能となっている。
・RPA(Robotic Process Automation)
これまで人間が手作業で行ってきた仕事を、機械やソフトウェアなどに代行してもらうことにより、業務の大部分における自動化や効率化を図る取り組み。
■まとめ
スマートOCR請求書は、様々なRPAと容易に連携が可能で、月末月初の請求処理を短時間に処理でき、経理部門の業務の効率化に寄与するサービスのようだ。
経理部門の働き方改革を模索している企業などは、導入を検討してみてはどうだろうか。