子育てと仕事の両立を支援。『新しい働き方』を実現できるシェアオフィスがキッズデザイン賞を受賞

オクシイ株式会社(本社:東京都渋谷区)が運営する企業主導型保育施設併設シェアオフィス「マフィス北参道」は、第13回キッズデザイン賞における「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」を受賞した。
子育てと仕事の両立を支援し、『新しい働きかた』とは、どのような環境なのだろうか。
■『新しい働きかた』の実現を目指して
マフィス北参道は、「子どもの近くで、わたしの時間」をコンセプトに、パパ・ママの「はたらく」を支援する保育施設併設シェアオフィス。
子どもを産み・育てるというライフスタイルの転換期を迎えたパパ・ママたちの「働く」を支援していくために、2018年4月にオープンした企業主導型保育施設併設シェアオフィスだ。
家と保育園、職場を隣接させることで、子育てと仕事にゆとりと笑顔をもたらす『新しい働きかた』の実現を目指している。
■子どもたちを産み育てやすいデザイン部門
株式会社アンドロッジに設計及びデザインを担当した施設は、2Fにシェアオフィス・3Fに保育施設を配置し、シェアオフィスは「働く子育て世帯」としてのコミュニティが生まれるようにフリースペースを多く設けるほか、勉強会や交流イベントのためのスピーカーやスクリーンを配置している。
また保育施設は、子どもにとって楽しく柔らかく感じられるような色味を使い、また保育士の目が行き届くような高さで間仕切りを設置。レイアウトも動線を意識したものとし、安全性を重視している。
さらに保育で使用する建具は、手ばさみ防止など安全面に十分配慮した作りにしている。
■受賞概要
・応募企業・団体名:株式会社アンドロッジ
・応募作品名 :マフィス北参道
・受賞部門 :子どもたちを産み育てやすいデザイン部門
・受賞カテゴリー :建築・空間C01.保育園・幼稚園
■まとめ
子育てと仕事が両立でき、『新しい働き方』の環境が整えられた企業主導型保育施設併設シェアオフィス。
企業主導型保育施設を設けることにより、社員が待機児童問題や、子育て世代の抱える問題などに悩むことなく、安心して出産・休職・復職も可能だろう。
『新しい働きかた』を考えている企業は、このような取り組みを参考にしてみてはどうだろうか。