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働き方改革に繋がる「健康経営」生産性向上に貢献するサービスとは?

2019.09.09

 ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社(東京都港区)は、株式会社DUMSCO(東京都港区)と、スマートフォンのカメラによるストレス測定技術を活用し、チーム・組織の科学的なコンディション管理により企業の生産性向上をサポートするサービス「ANBAI(アンバイ)」の販売店契約を締結し、9月から販売を開始する。

 働き方改革に繋がる「健康経営」に貢献するサービスのようだ。

■背景

 近年、出勤はしているものの、メンタルヘルスや体調の不調により、本来発揮されるべきパフォーマンスが低下した状態になる「プレゼンティーズム」が深刻な問題となってきている。

 プレゼンティーズムは、従業員の集中力・判断力の低下による作業効率の悪化やケアレスミスを発生させ、企業の生産性低下に大きな影響を与える。

 現在多くの企業で、従業員の健康や体調を良好に保ち、生産性を向上させる目的で「働き方改革」や「健康経営(※1)」が進められている。しかしながら、従業員の日々の体調変化を正確に把握することは困難であり、健康経営を実践するにあたり各種施策の効果測定やPDCAサイクルの遅さに課題を抱えている。

(※1)「健康経営」はNPO法人健康経営研究会の登録商標。

■「ANBAI」の特徴

 「ANBAI」は、株式会社DUMSCO が2013年より提供している、250万ダウンロードを達成したストレス測定アプリ「ストレススキャン(※2)」の技術とデータを活用し、日々の体調を客観的に数値で測定、体調変化を俯瞰できるツールを従業員の皆様に提供し、同時に企業が組織の状態をモニタリングを可能にするサービスだ。

(※2)「ストレススキャン」は株式会社DUMSCOの登録商標。

■科学的な自律神経測定の技術を採用

・自律神経・ストレスの定量的な評価方法として多くの実績がある「心拍変動解析(HRV)」とよばれる手法を活用。

・自律神経活動は日々の運動・生活習慣に加えて疲労、睡眠不足などと関係があり、アスリートのコンディション管理などにも応用されているなど、客観的にストレスや体調を見える化できる優れた指標になる。

・株式会社DUMSCOは、同様の技術を250万DLのアプリ「ストレススキャン」で長年提供し、そこで得られたデータや技術的なフィードバックを活用し、「ANBAI」ではより進化させている。

■ウェアラブルなど特別な機器は不要

・ウェアラブル機器などが不要であり、スマートフォン(iOS/Android)で計測ができる技術を活用している。

・予算が限られ、機器購入が不可能な企業であっても、従業員の健康や体調に関する重要なデータの収集が可能。

■Webダッシュボードで組織全体のモニタリングが可能

・組織の日々の測定結果を、グラフ等でモニタリング可能なダッシュボードも提供している。

・アルゴリズムによる異常アラートの表示も行うので、保健師・産業医などの面談基準などにも活用できる。

・プライバシーに配慮し、従業員の個々の結果は会社が閲覧しないようにすることも可能。(組織分析のみ)

■アンケート形式による問診も可能

・測定と同時に従業員からアンケートで生活習慣や仕事の状況など、さまざまな定性情報が収集可能。

・結果はWebダッシュボードにリアルタイムに集計されるため手間がかからない。

・定量的な自律神経のデータに加えることで、健康経営のデータドリブン化に貢献する。

■今後の方向性について

■今後の方向性について

 ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社が提供する健康管理クラウドサービス「ヘルスサポートシステム」と、株式会社DUMSCOが開発する「ANBAI」のアプリ間連携・機能強化を進め、企業の健康経営と生産性向上に貢献していく。

■まとめ

 「プレゼンティーズム」が深刻な問題となってきている現在、多くの企業で、従業員の健康や体調を良好に保つことで生産性を向上させようと、「働き方改革」に繋がる「健康経営」を目指す活動が進められているようだ。

 従業員の日々の体調変化を正確に把握し、生産性向上に貢献するこのようなサービスの導入を検討してみてはどうだろうか。

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