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業務効率を改善する「戦略的仮眠」。更なる浸透を目指し、都内最大の仮眠室が限定オープン

2019.09.06

 株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区)および株式会社ニューロスペース(本社:東京都墨田区)は、秋の睡眠の日である9月3日にあわせ、都内最大級のパワーナップ(仮眠)ルームを期間限定にてオープンした。

 ニューロスペース社の研究により、仮眠の活用は業務効率を改善するという結果が出ているが、いまだに「仮眠=サボり」と捉えてしまっている人や、フリーランスとして働いているなどの理由で仮眠スペースの無い人に、パワーナップの効果を実感してもらうことで、パワーナップ習慣の一般化を目指す。

パワーナップとは

 パワーナップとは「戦略的仮眠(昼寝)」のことで、心理学者James Maas氏が著書「Power Sleep」にて昼寝や短時間の睡眠を意味する「nap」と「power-up」を組み合わせた造語だ。日中の15分から30分程度の短い仮眠が体と脳を休ませ、その後のパフォーマンスを向上させる睡眠法であると提唱している。

 パワーナップについての研究は大学や研究機関でも多くおこなわれており、代表的なのはNASA(アメリカ航空宇宙局)が行った実験で、「昼に26分間の仮眠をとった結果、認知能力が34%上昇し、注意力も54%上がった」とされている。

 また、厚生労働省が2014年に公表した「健康づくりのための睡眠指針2014」でも、「午後の短い昼寝が作業能率の改善に繋がる」と、パワーナップの効果を謳っている。

 パワーナップの質を上げるテクニック
・タイミング:起床から6~7時間後
・カフェイン:パワーナップの直前に摂取
・姿勢:ソファなど、寄りかかれる椅子で首が固定できること
・時間:15~30分

■背景①:パワーナップは世界的に取り入れられつつあり、日本企業でも浸透が始まる

 アメリカは健康に関心が高いと言われているが、睡眠時間は減少傾向にあり、睡眠不足による生産性の低下が大きな問題となっている。

 企業でも睡眠の必要性を感じており、Googleでは、オフィスにナップポッド「EnergyPod」が導入され、他にはNASAやNIKE、P&Gなどがパワーナップを取り入れており、専用のナップルームやナップポッドが導入されている。

 ニューヨークではパワーナップルームを提供する2018年にナップヨークがオープン、くつろげる静かな場所を求めるビジネスパーソンに高評価を受けている。

 日本では2014年に「健康づくりのための睡眠指針2014」が厚生労働省健康局から発表され、「睡眠負債」という言葉が流行語大賞ベスト10入りするなど、注目を集めてきた。また、制度設計が柔軟なITベンチャー企業を中心に、仮眠室や仮眠制度は広がりを見せ始めており、三菱地所株式会社や東急不動産株式会社などの大手企業も新社屋移転のタイミングで仮眠室を設置するなどの動きを見せている。

■背景②:近年盛り上がりを見せるパワーナップは、フリーランス・複業者が対象となっていない

 近年の働き方改革や副業・複業ワーカーの増加、パワーナップブームの流れを受けて生産性向上の側面から仮眠が大きくクローズアップされてきた。

 今年に入ってから、「ネスカフェ睡眠カフェ」(東京都品川区)や、コワーキングスペースに仮眠室が併設された「point 0 marunouchi」(東京都千代田区)など、様々な業種が仮眠ビジネスに参入し、市場は活性化している。

 一方、企業のパワーナップ・仮眠は福利厚生を目的とした提供が多く、さらに企業内でも社内の仮眠文化が未成熟であるため、仮眠室や仮眠制度の積極的な活用に結びついていない部分がある。また、営利サービスとしての仮眠スペースの提供は、近隣の仮眠設備がない企業の従業員だけではなく、自営業やフリーランス等、多くの人々の受け皿となるが、法規制や採算性の問題により、なかなか軌道に乗らずオープン後数年で多くの企業が過去撤退にいたっている。

 その要因として、企業内の仮眠スペースの問題と同様に日本国内において「仮眠」の文化が未成熟であることが挙げられる。また、「寝たいときに寝られない」「寝るのに予約が必要」など、サービス利用までの手続きの煩雑さが利用者の減少を招いている一因でもある。

■今回オープンするパワーナップルームについて

 スリープテックを手掛けるニューロスペース社の監修の元、さまざまな方に仮眠の効果を体感してもらうため、パワーナップルームは以下にこだわっている。

・明るさ:暗めの暖色系照明。夜の睡眠と同じように暗くしてしまうと、起床が難しくなってしまうため。
・温度&湿度:25〜28度。50〜60%。睡眠に入りやすく、快適に感じられる環境的な温度と湿度。
・音:ヒーリングミュージック。自然の音を聞くことでリラックス効果が期待できる。
・香り:グレープフルーツの香り。胃腸の消化活動を手助けし、リフレッシュ効果がある。
・コーヒー&紅茶(カフェイン): 30分後にカフェインの覚醒作用が出てくるため、仮眠から快適に目覚められる。
・ブランケット:人により快適な環境が異なるため、好みにあわせ無料にて貸し出し。
・アイマスク:視界を遮るだけでもリラックス効果があり、よりよい仮眠につながる。
・規模:ゆったりと仮眠できるよう地下イベントスペースを丸々使用し、座席を離して配置した都内最大級規模。同時に8名の仮眠が可能。

・開催日時
・9月3日、11日、13日、25日、27日の12時から14時45分(14時15分最終受付)
・利用方法
Nagatacho GRiD 1Fの家庭料理カフェ「tiny peace kitchen」にて、コーヒーor紅茶を購入し、地下1階のパワーナップルームで受け付け。
Nagatacho GRiD住所:〒102-0093 東京都千代田区平河町2-5-3

■まとめ

 「パワーナップ=戦略的仮眠」は、従業員の健康増進に加え、業務効率をも改善する効果が期待できるようだ。

 健康経営を模索している企業などは、このような施設の利用や設備の導入を検討してみてはどうだろうか。

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