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成果報酬型のRPA。導入時の悩みも払拭し「働き方改革」推進の大きな一歩に

2019.09.10

 株式会社チュートリアル(本社:東京都千代田区)は、同社の提供するクラウド型RPA Robotic Crowdを用いた成果報酬型のRPAサービス『動いてナンボ!』の試験提供を開始する。

 開発・運用リスクなしで、業務を自動化するRPA。「働き方改革」推進の大きな一歩になりそうだ。

■本サービス提供の背景

 「この作業はRPAで自動化できますか?」
─これは、RPAを検討している企業からもっとも多い問い合わせで、事実、対象業務が本当に自動化できるのかどうかは、RPA導入にあたって本質的な問いとなってくる。専門家がヒアリングを行えば見極め可能だが、中堅・中小企業では社内に専門家がいることはほとんどない。

 しかし、外部に開発や設計を依頼する費用負担を避けるため、「まずは自社でやってみよう」と考える企業も多く見られる。すると今度は、また、はじめに戻ってしまい、「本当にできるのか?」という開発リスクが障害となり、なかなかRPA導入に踏み切れない状況もあるようだ。

 また、RPAは実行する環境やシステムの仕様変更などでロボットが止まってしまうこともあるので、安定的な運用を実現するためには、日々のカイゼン活動が欠かせない。歩留まりカイゼンは社内に蓄積されるノウハウになるため、自社で行うのが理想的だが、開発を外部に委託していると運用だけを自社で行うことは現実的に難しく、運用も外部に委託することは中堅・中小企業にとってはさらに難しい判断が必要とされる。

 このようなリスクを回避し、コストを確実に回収するために、全社で「自動化する業務の洗い出し」から始めることもよく聞くが、それもまた、自動化を妨げる要因となってしまっている。

 このような背景から、本サービスの試験提供を開始することとしたようだ。

■企業側のリスクを最小限に抑える「成果報酬型サービス」の特徴

 『動いてナンボ!』は、RPA導入における企業側の開発・運用リスクをゼロにするべく、成果報酬型のRPAサービスとなっている。

 顧客は、RPA導入により効率化された業務分だけ費用負担すればよく、導入に関わるリスクが大幅に軽減されるようだ。

■開発・運用までを一元的に管理

 本サービスは、RPA製品 Robotic Crowd の特徴である「高い柔軟性とクラウド型ならではの再現性の高さ、リモートでの監視・管理機能」を株式会社チュートリアルRPAエキスパートの豊富なノウハウで運用することにより、提供可能となった。

 本サービスは、株式会社チュートリアルのもつ様々な​ユースケースから自動化する業務を選ぶものと、株式会社チュートリアルのRPAエキスパートが顧客の要望をヒアリングし、自動化する対象業務を開発するものの2パターンがあり、いずれも株式会社チュートリアルで開発・運用までを一元的に管理し、隔週で成果報告を行う。

■開発・運用リスクを最小限にしたRPAの導入が可能

 株式会社チュートリアルが開発・運用を行う成果報酬型のサービスとは別に、同製品を用いて顧客自身でワークフローの作成・実行・管理することも可能だが、株式会社チュートリアル開発のワークフローについては成果報酬型課金の対象外となる。

 本サービスの​価格は対象業務の数、複雑さにより都度見積もりとなるが、自動化が成功した分だけの請求となり、自動化に失敗した​分については課金の対象外となるため、開発・運用リスクを最小限にしてRPAの導入することができる。

■保有するユースケースの例

 株式会社チュートリアルが保有するユースケースの例としては、取引先与信管理(反社チェック)、広告の実績情報の取得と登録、採用媒体のデータの取得、リクルーティングのスカウト送信、募集要項の更新、求人案件の取得、不動産賃貸物件の申込者登録、保険の申し込み審査状況の取得などがある。

 提供を開始するユースケースとしては、広告、人材業務を対象としている。業務がユースケースと一致すればすぐさま自動化可能となる。

■まとめ

 RPAを活用して生産性向上を図りたいと考えているものの、費用や知識面の不安から、導入に踏み出せずにいる企業も少なくないのではないだろうか。

 開発や運用リスクなしで、業務を自動化できる今回のシステム。働き方改革推進の一つとして、導入を検討してみてはどうだろうか。

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