オフィスのミカタとは
総務・人事・経理/管理部その他働きがいを
向上させる為の方の完全無料で使える
ビジネスポータルサイト 「オフィスのミカタ」

「働き方改革」労働時間の短縮が進む一方で課題も。

2019.09.10

 総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区)が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、20歳~59歳のビジネスパーソン15,000人を対象に、仕事に対する満足度調査を実施した。

 本調査は、現在就いている職種について、『総合』『仕事内容』『給与・待遇』『労働時間(残業・休日など)』『職場環境(社風・周囲の社員など)』の5つの指標別に、満足度を100点満点で回答、労働時間の短縮が進む一方で課題も見えてきた。

■15,000人の仕事満足度は64.7点!「労働時間」の満足度が昨年から7.1点アップ

 ビジネスパーソン15,000人に聞いた仕事満足度ランキングの各指標の平均点は、すべての指標で昨年を上回る結果となった。

 100点満点中「総合」が64.7点(昨年62.2点)、「仕事内容」が69.2点(昨年64.2点)、「給与・待遇」が62.6点(同56.5点)、「労働時間」が73.6点(同66.5点)、「職場環境」が66.9点(同60.3点)という結果だった。

 特に、「労働時間」に対する満足度が5つの指標の中で最も高く、昨年に比べて7.1点アップし、働き方改革がより浸透してきたというコメントが多く見られた。

■職種ランキングの傾向

総合仕事満足度 職種別ランキング
総合仕事満足度 職種別ランキング

 118職種の中で総合の満足度が高いのは、1位が「内装設計・インテリア(建築/土木系エンジニア)」、2位が「MR(営業職)」、3位が「英文事務(事務/アシスタント)」という結果になった。

 1位の「内装設計・インテリア(建築/土木系エンジニア)」は、職場環境以外の4つの指標で満足度が平均70点を超えた。特に仕事内容に対する満足度が高く、「お客さまのインテリアを考えるのが楽しい」「回転が速く、飽きず、やりがいがある」など、仕事そのものを楽しんでいるコメントが多く見られた。

 2位の「MR(営業職)」は、昨年1位、一昨年2位と、高い満足度を維持している職種だ。5つの指標すべてで70点を超える高い満足度となっており、中でも給与・待遇と労働時間が満足につながっているようだ。回答者のコメントでは、「他業種と比べて十分」「今の業務に対して満足できる年収」など、給与・年収に関して言及している人が多く見られた。一方、「自身の裁量に任されているのでコントロールしやすい」「忙しいこともあるが休みも十分」など、仕事とプライベートがバランス良く保てる職種であることがうかがえる。

 3位の「英文事務(事務/アシスタント)」は総合、仕事内容、労働時間、職場環境の4つの指標で満足度が高く、特に職場環境の満足度が全118職種の中で2番目だった。「同業他社・同僚に良い人が多く、仕事がしやすい」「上司にも意見を言える環境」などのコメントがあり、人間関係の良さも満足度に影響しているようだ。

 昨年は企画・管理系職種が上位10位のうち5つ占めていたが、今年は技術系職種が上位10職種中5つという結果になった。この5つの職種で満足度が特に高いものは労働時間となっており、「技術職なので、ある程度自主性を重んじてくれる」「フレックス制で在宅勤務だから、自由度が高い」など、会社が厳しく管理しないことへの満足度がコメントに表れていた。

■「総合」の満足度が高い職種は「給与・待遇」にも満足

 15,000人の回答からは、仕事満足度「総合」が高く出ている職種は「給与・待遇」の満足度も高いことが分かった。

 給与・待遇の満足度が平均より高い人は「仕事内容に見合っている」「結果による評価で相応の待遇を得ている」というコメントが散見され、自分の仕事や働きぶりにあった給与が払われていると感じると満足度につながるといえるようだ。

■働き方改革は「休み方」と「業務・仕事量の調整」をセットで

 また、昨年に引き続き、5つの満足度指標の中で「労働時間」に対する満足度の平均点が73.6点と最も高い結果となった。
 
 「フレックスタイム」「有給休暇取得促進」「在宅勤務」「ノー残業デー」など、会社側が率先して残業や働きやすさを推進してくれたとのコメントが多数見られた。

 しかし一方で「休みが増えた分、仕事量が増えた」「残業がNGになったが、終わらないので持ち帰っている」「有給休暇の義務化で、夏季休暇と年末年始休暇は有休消化になった」など、そもそも制度として機能していないコメントも見られた。働き方改革を促進するために、「企業は業務の自動化」や「ワークシェアリング」を行う必要性も感じられた。

■調査概要

・調査対象 :20歳~59歳のホワイトカラー系職種の男女
・雇用形態 :正社員
・調査方法 :ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査
・実施期間 :2019年7月
・有効回答数:15,000件
・回答方法 :現在就いている職種に対する満足度を『総合』『仕事内容』『給与・待遇』『労働時間(残業・休日など)』『職場環境(社風・周囲の社員など)』の5つの指標別に、100点満点中何点か回答

■まとめ

 今回のアンケート調査では、仕事満足度は平均64.7点で、昨年より2点以上アップしていた。

 企業としては、社員の働き方に対して、社員の満足度アップが実現できているのかを改めて振り返ってみてはどうだろか。

<PR>