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個人の思考特性とモチベーションタイプから退職リスクを分析。クラウドサービス「Honeyjobee」がβ版を公開!

2019.11.19

 株式会社ビズオーシャンが、個人の思考特性とモチベーションタイプから退職リスクを分析することで、チームマネジメントを支援する、退職リスク分析サービス「Honeyjobee(ハニジョビ)」のベータ版を2019年11月15日に公開した。

 リーダーのマネジメント能力向上を支援し、改善点の洗い出しを行うことで、理想のチームビルディングの構築を企業と共に目指していくようだ。

■リーダーを育成できないことが退職者を増加させる

 現在、退職理由の上位には、「上司と合わなかったから」という回答が必ず出てくるように、現場の上司であるリーダーが退職者の鍵を握っていると言える。

 しかし、事業の成長とともに組織も拡大する一方、追いついていかないのがリーダーの育成だ。

 評価制度や社内ルールの整備というハード面は、外部の専門家にアウトソーシングすることも可能だが、リーダーを育成し自社の戦略や風土に適したマネジメントをさせるというソフト面は、内部で対応せざるを得ない。

■リーダーが社員の力量と適性を見極められない

 正しいマネジメントするために必要なスキルとは、「目標設定→ジョブアサイン→達成支援→振り返り」というPDCAを回せることと考えるが、経験不足のリーダーほどこれができない。

 特に、「目標設定とジョブアサイン」は、社員個人の力量や適性も見極めずに、経営陣から下りてきた部門の目標と役割を単に押し付けている場面も見られ、自分のヤマカンで采配しているにすぎないことが多いようだ。

■データに基づく退職リスクの軽減とチームマネジメントの支援

 「ハニジョビ」は、MDA診断による独自の診断サーベイによって、社員個人の考え方のくせやモチベーションの状況、リーダーとの相性、現在の役割の向き不向き、チームや組織の特性など、6分野20項目の様々な切り口でデータ化が可能。退職リスクおよびそれと密接に関係するリーダーのマネジメント能力向上を支援するクラウドサービスだ。

■主な特徴

ハニジョビの特徴として、以下の3つが挙げられる。

6分野20項目によるデータ分析
「会社診断」「チーム診断」「個人診断」「継続診断」などの6分野20項目において、会社/チーム/個人の特長を分析する。退職リスクも事前に検知して知らせる。

業界や会社全体、過去データとの比較による課題分析および改善検証
MDA診断にある数万人のデータベースとの比較によって、組織やチームの課題を分析し、退職リスクを診断する。また、過去データとの比較によって、改善点の洗い出しも可能となる。

採用を目的とした応募者診断
これから採用を検討する応募者向け診断機能も用意している。チームやリーダーとの相性を客観的に把握することが可能。

■まとめ

 退職の意思を持つ社員を引きとめることは容易でなく、対策が難しい。退職理由の大きな一つには「上司と合わなかったから」が挙げられる。

 上司が社員の力量と適性を見極められず、優秀な社員が退社してしまうことは企業としても避けたいところだろう。

 リーダーを育成し自社の戦略や風土に適したマネジメントを支援していけるようなシステムをは、離職率低下にも一役買いそうだ。

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