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社内不正を未然に防止!事後対策にも有効なAOS Forensics ルーム 企業犯罪 AuditTech」を提供開始

2020.01.21

 eディスカバリ、フォレンジック、VDR、及びリーガルインフラLegalSearch.jp、Tokkyo.aiを提供しているリーガルテック株式会社(本社:東京都港区)は、社内不正を未然に防止する「AOS Forensics ルーム 企業犯罪 AuditTech」の提供を開始した。

 企業が自力で企業犯罪に対応することで、社内不正を未然に防止することができるようだ。

■企業の犯罪

 企業犯罪とは、企業が経済活動を行うのに際して利益追求などのために違法な行為を行うこと。個人の犯罪に比べて社会に与える影響も大きいのが特徴だ。

 企業犯罪は、商法違反、インサイダー取引などの証券取引関連法違反、脱税、贈収賄や談合、独占禁止法違反、横領・背任、知的財産権侵害、産業廃棄物の不法処理などがあるが、多発する企業犯罪に対して、コンプライアンスの強化に力を入れる企業が増えており、不正防止のための内部通報制度などを導入する企業も増えている。また、日本でも犯罪を検出するため司法取引も導入された。

■AOS Forensics ルーム AuditTech と企業犯罪

 企業が経済活動を行うのに際して利益追及などのために違法な行為を行う企業犯罪は、組織犯罪の一面もあり、個人の犯罪に比べ社会に与える影響は大きい。企業への信用失墜にとどまらず、企業の存続に関わることもある。

 このような企業犯罪に対する有効な調査手段としてデジタルフォレンジックが注目されている。

 デジタルフォレンジック調査を行うと、消されてしまったデータを復元し、不正の痕跡を効率良く調査することができるようになる。

■AOS Forensics ルームの活用メリット

■AOS Forensics ルームの活用メリット

 企業が犯罪対策として、AOS Forensics ルームを活用するメリットとして、予防法務としてのメリット、早期発見のメリット、事後対策としてのメリットの3つがある。
予防法務
 企業犯罪に対するAOS Forensics ルーム導入のメリットは、不正の証拠調査能力が高まったことを社内にアピールすることで、不正に対する抑止効果を発揮する。

早期発見
 企業犯罪の兆候が検出された場合には、専用のフォレンジック調査室があり、早期発見の能力を高めていることには、早期発見の精度を高め、損額を最小限に食い止めるという大きなメリットがある。

事後対策
 企業犯罪が外部から指摘された場合には、迅速な対応が求められる。社内にフォレンジック調査室を備えておくことで、事後に不正の痕跡を迅速に、ローコストで調査できるというメリットがある。

■企業内フォレンジック調査のプロセス

■企業内フォレンジック調査のプロセス

 「AOS Forensics ルーム」は、フォレンジック調査ソフトやハードウェアをコンポーネントで構成されたシステムとして提供し、調査室の設置、システムの使い方、フォレンジック調査の方法、調査官の教育及び研修、調査支援などを行い企業内・フォレンジック調査室の構築を支援する。

■まとめ

 企業の存続に大きなダメージを与える企業犯罪は、未然に防ぐことが重要だ。

 一方で、従業員の意識の向上も必要と言えるだろう。基本的な心構えを再確認し、社内の認識を揃え、起きてはならない不正を確実に防げるよう対策を考えたい。

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