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中小企業の生産性向上を阻害する「隠れ業務」。クラウドワークスが働き方改革・生産性向上を支援する「業務改善プログラム」を開始

2020.01.29

 労働市場のミスマッチを無くし、アップデートする事業を展開する株式会社クラウドワークス(本社:東京都渋谷区)が運営する日本最大のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」では、中小企業、特に小規模事業者の働き方改革・生産性向上を支援する「クラウドワークス業務改善プログラム」の提供を2020年1月23日より開始した。

 潜在的に成長を阻害している業務課題を見える化し、企業の働き方改革・生産性向上を支援するプログラムのようだ。

■背景/外部化により生産性向上が見込まれる「事務作業」発注率は、1%台と低水準

 中小企業庁が発表した中小企業・小規模事業者数(2018年11月30日発表)によると、日本国内における小規模事業者数は304.8万社と、国内企業全体の84.9%を占めている。

 さらに、中小企業における経営上の課題として「求人難」を挙げる企業は増加傾向にあり(中小企業庁2018「中小企業白書」)、日本の中小企業における人手不足の深刻化、それに関連する生産性向上への課題意識は年々高まっていると考えられる。

 このような背景を受け、同社は、日本最大のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を利用して業務を発注する中小企業に関して活用実態調査を実施した。

 中小企業の発注傾向として、「サイト構築・ウェブ開発(24.68%)」や「Webデザイン(15.17%)」など、納品物が明確な仕事が多く発注されていることが分かった。その一方で、外部化しやすく生産性向上に繋がりやすい「データ分類・カテゴリ分け(1.48%)」、「エクセル作成(1.41%)」、「パワーポイント作成(1.06%)」、「リスト作成(1.06%)」といった事務作業を発注する中小企業はごく少数ということがわかった。これらの事務作業は、利益を直接生まない間接的業務、または属人的業務であることなどから、「仕事」だと認識されづらい「隠れ業務」になっている可能性が高いと考えられる。

 この傾向を受け、中小製造業向けのWebマーケティングサービスを展開するテクノポート株式会社(本社:東京都江東区)と連携。中小企業、特に小規模事業者の働き方改革・生産性向上を支援する「クラウドワークス業務改善プログラム」を開始したという。

 本プログラムでは、業務の見える化・効率化のプロである「業務改善プランナー」が、外部化することで生産性向上に寄与しやすい業務を可視化。その後クラウドソーシングでの発注方法をレクチャーしながら、付加価値の高い業務に集中できる、強い企業体質づくりを支援するようだ。

■概要/業務改善を担うのは“総合職”

 「クラウドワークス業務改善プログラム」の最大の特徴は、営業や企画の仕事を通じて企業の課題抽出の経験をもち、“総合職”としてキャリアを積み重ね、「業務改善プランナ―」として認定されたメンバーが、課題解決を図る点だ。

 クラウドソーシングの活用に長けているだけでなく、企業内で様々な職種を経験する中で培われた広い見地を持つ「業務改善プランナ―」が、小規模事業者が潜在的に悩む課題の整理および顕在化、さらにクラウドソーシングを利用した課題解決方法を提案するという。

■「クラウドワークス業務改善プログラム」の流れ

・ヒアリングにより経営課題と社内業務の全体像を把握
・社員が注力するべき業務を整理した上で、潜在的に成長を阻害している業務課題を見える化
・クラウドワークスを活用した適切な課題解決の方法を検討・提案
・クラウドワークスでのワーカー集客・発注サポート
・業務改善の成果が表れるまで継続的な支援を実施

■業務改善プランナ―認定基準

・営業や企画などビジネス系総合職としての業務経験5年以上またはそれに準ずる経験
・1年以上のクラウドソーシングの利用経験またはCWによる認定試験に合格 

■「クラウドワークス業務改善プログラム」導入事例/株式会社栗原精機

導入事例:クラウドワークス業務改善プログラムの様子
導入事例:クラウドワークス業務改善プログラムの様子

 本サービスを導入した企業の担当者の声を紹介する。

 業務改善プランナーと共に、持っている業務を一つひとつ付箋で書き出し可視化。そこから相談の上、これまで月に4、5時間ほど費やし、全体の業務を圧迫していたことが判明した仕入伝票入力をクラウドソーシングで発注することにした。

 外部化することにより作業時間が30分に短縮されただけでなく、原価率の算出時など経営視点で必要な数値処理の提出が速くなり、会社全体での生産性向上に貢献している。

 最初は「外部の人に頼むべき業務は特にない」と思っていたが、今は営業の見積書作成など、他にも外部化できる仕事のイメージが湧いてきているようだ。

企業名:株式会社栗原精機
所在地:埼玉県川口市峯68-1
事 業:精密機械加工業
従業員数:14名

■まとめ

 総合職としてキャリアを積み重ねたメンバーと共に、自社の業務を可視化することで、従業員がどのような作業に時間を費やしているのかが把握できるようだ。

 従業員の隠れ業務の負担を減らすことは、働き方改革・生産性向上にもつながる。このようなサービスの導入を検討し、アウトソーシングを上手く活用してみてはどうだろうか。

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