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介護をする20~30代を対象ににキャリアプランを提案 。日本初の転職支援サービス「Yancle」

2020.02.17

 ソーシャルビジネスを通じて世界中の社会問題の解決を目指す株式会社ボーダレス・ジャパン(本社:東京都新宿区)は、家族の介護をしている20~30代を対象にした日本初の転職支援サービス「Yancle(ヤンクル)」を2月4日に開始した。

 「職場に家族の介護状況を相談できない」「介護によって離職を余儀なくされている」などの若者が数多くいるという実態を踏まえ、介護をしながらでも、当たり前に働ける社会を創り、日本の若者の未来を築くことを目指しているようだ。

■サービス提供の背景

~家族の介護をする若者約37万人、年間2万4千人が離職の苦しい実態を変えたい!~ 

 現在、日本では若くして親や祖父母、きょうだいのケアを担っているヤングケアラー(※1)、若者ケアラー(※2)が大勢いる。

 そのうち、介護をしながら働いている人(有業者)が346万人、40歳未満は約37万人(※3)いると言われているほか、介護を理由に年間2万4千人もの人が離職しているというのが実態だ(※3)。

 同社でも「要介護の家族に緊急事態が起きた際に、上司に急に休まれると困ると言われ休めなかった」、「毎月ケアマネージャーらとの集まりがあるが、会社を休みづらい」、「介護がいつまで続くのか分からず、将来が不安」など、多くの相談が寄せられていた。

 こうした声を受け、仕事と介護の両立に悩む人に対して、より両立しやすい状況を作り出すために、介護している人に特化した転職支援サービスを立ち上げることにしたという。

 少子高齢化が急速に進む中、さらに苦しむ人を増やさぬよう、この課題に向き合うことは急務だと考えているようだ。

※1:家族に介護を要する人がいる場合に、大人が担うような介護責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている、18歳未満の子ども

※2:1と同様の内容のケアを行っている、18歳以上の若者

※3:総務省統計局「平成 29 年就業構造基本調査」

■転職支援サービス「Yancle(ヤンクル)」とは

~家族の介護をしている20〜30代を対象に転職支援を行う日本初のサービス~
 
 長年、介護と仕事の両立を経験してきたキャリアパートナーが、現在両立に悩む人や介護離職した人のキャリアプランの相談にのり、介護しながらでも働きやすい職場を紹介する。

 「介護をしながらでも、当たり前に働ける社会を創り、日本の若者の未来を築く」。
 介護と仕事で不安を抱える人の転職をサポートし、解決の一助となれることを目指すとしている。

■サービスの特徴

1.家族の介護経験があるキャリアパートナーが相談相手
 家族の介護経験が14年以上あるキャリアパートナーが相談相手となる。経験者だからこそ、介護状況を本当に理解した上でのキャリア相談が可能だ。
 また、キャリアについてだけでなく、介護状況にあった介護制度や各種サービスの情報も提供し、介護による負担を軽減するサポートもする。

2.介護状況にあわせたキャリアプランの提案
 介護が必要な家族の病気や介護レベルを理解したうえで、本人の希望に合わせたキャリアプランを提案する。
 例えば、長期的に在宅ケアが必要な時期には、働きやすさを重視しリモートワークやフレックス勤務が可能な職場や職種を選ぶようアドバイスしたり、数年後、介護状況が落ち着いたタイミングで、次のキャリアにチャレンジするために必要なスキルを提案したり、一人ひとりの状況に寄り添いながら、仕事と介護の両立に向けてサポートする。
 
3.介護をしながらでも働きやすい企業のご紹介
 紹介する企業は、「介護に理解があるか」「介護しながらでも働きやすい環境か」など、企業にヒアリングを重ねて選定。介護との両立を実現している人がいる会社はまだまだ少ないため、小さな子どもがいる親が働きやすい職場も候補にしている。
 オンラインまたは直接面談を行ない、現状の介護状況や仕事の希望を聞き、求職者が仕事と介護の両立を実現できる企業を紹介する。

■まとめ

 若手社員の介護離職は、企業にとっても大きな損害が生まれる。
 ワークライフバランスの向上を推進し、働き方を柔軟にすることで、単なる早期離職だけでなく介護離職を減らせる可能性も高まるのではないだろうか。

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