新型コロナウイルス感染拡大に伴い在宅勤務・テレワーク制度導入が進む中、在宅勤務をはじめた7割以上の人が「在宅コリ」に!
磁気治療器を販売するピップ株式会社は、 新型コロナウイルス感染症の対策に伴い、会社員の勤務状況の変化と体の不調について調査を実施し、結果を発表した。調査によると、在宅勤務をはじめた7割以上の人が“在宅コリ”に悩まされている実態が判明し、家の中でできるケア方法のニーズが高まっているという。
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■調査トピックス
・新たに「在宅勤務制度」を導入している企業が倍増
・ 在宅勤務をはじめた人の7割以上で「肩コリ・腰痛」が深刻化していることが明らかに
・ 肩コリ・腰痛の不調要因、1位「長時間の同じ姿勢」
2位「普段と違う姿勢」 3位「運動不足」
・肩コリ・腰痛を家で手軽に対処したいニーズが高まっている
■「在宅勤務制度」の導入は倍増
20代~50代の会社員5,000名を対象に「在宅勤務制度」の導入状況を調査したところ、「以前から導入されている」と回答した15.2%に加え、新型コロナウイルス感染症対策として「新たに導入されるようになった」と回答した人は16.6%と制度導入企業が倍増。全体の約3割にまで導入が広がっていることが分かった。
また、「在宅勤務制度」導入企業の会社員のうち、約2人に1人が実際に制度を活用しており、直近の企業対策が進んでいる様子がうかがえる結果となった。
■在宅勤務をはじめた人の7割以上で“在宅コリ”が深刻化!
新型コロナウイルス感染症対策の影響で在宅勤務をするようになった会社員に調査をしたところ、肩コリや腰痛を感じるようになったり、症状が深刻化した人は7割を超える高い結果に。
肩コリや腰痛の不調要因は、『長時間の同じ姿勢』『普段と違う姿勢』『運動不足』などがあげられた。
また、「会社にあるような作業デスクがない」「机の高さが合わない」「パソコンの前で座ったまま動かないことが増えた」「会社より照明の照度が低く目を凝らす」「会社よりも椅子が良くない」等、オフィスとの環境の違いにより、肩コリや腰痛を引き起こしていると考えられる。
■家の中での対処法を求める声が多数
在宅勤務者で肩コリや腰痛の不調を感じているうち、約7割の人は、家の中でできる対処方法があれば試してみたいと回答し、より手軽にコリをケアしたいニーズがうかがえた。
■まとめ
働き方改革や新型コロナウイルスの感染拡大への対応から、在宅勤務を導入する企業が増えるなか、社員の健康を守ることは企業の生産性の保持にも繋がっていくだろう。オフィス環境と在宅勤務環境との違いから生じる健康面への影響に、企業は今後ますます注視していく必要がありそうだ。
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