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9割以上がコロナ後もテレワークを希望 メンバーズ、テレワーク勤務実態調査を実施

2020.07.02

 株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表:剣持忠)は、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として2月18日からテレワークを実施している1500名の社員を対象にテレワーク中の勤務実態に関するアンケート調査を実施した。(有効回答数:1108名)

従業員の94%以上がテレワークに満足

従業員の94%以上がテレワークに満足

 「テレワークの働き方に満足していますか」と聞いたところ、52.1%が「とても満足」、42.1%が「やや満足」と回答し、全体の94%以上がテレワークに満足している結果となった。

テレワークで最も良かったことは「身体的疲れ、ストレスが減った」

テレワークで最も良かったことは「身体的疲れ、ストレスが減った」

 「テレワークを利用して良かった点は何ですか」と聞いたところ、「通勤がなくなり、身体的疲れやストレスが減った」と回答した人が最も多かった。他にも、51,1%の人が「支出が減った」と回答し、「業務に集中でき、生産性が上がった」と回答した人が4割以上となった。

テレワークで最も困ったことは「運動不足」

テレワークで最も困ったことは「運動不足」

 「テレワークを利用して困っている点は何ですか」と聞いたところ、「外出がなくなったことにより、運動不足になった」と回答した人が最も多かった。次に多かったのは「人と接する機会が減った」、「仕事とプライベートの区切りをつけにくい」という回答だった。他にも、「社内外とのコミュニケーションが取りづらい」「社内情報をキャッチアップしにくい」などコミュニケーション面での課題が多かった。

97,8%がコロナ後もテレワーク希望

97,8%がコロナ後もテレワーク希望

 「今後もテレワークを利用したいと思いますか」と聞いたところ、97,8%の人がテレワークの継続を希望した。テレワーク希望頻度は「週3〜4回」が43%が最多となり、41%の人が「毎日」を希望した。

テレワークの仕事場所79,3%が「自分の部屋」

テレワークの仕事場所79,3%が「自分の部屋」

 「テレワーク中はどの場所で仕事をしていますか」と質問したところ79,3%が「自分の部屋」と断トツで多く、他には「家族との共有スペース」なども挙げられた。また、テレワーク中の仕事スタイルは「机と椅子を使う」と回答する人がほとんどだが、「立ちながら」仕事をする人もいた。

子どもとの在宅勤務「世話による業務の中断」は73,2%

子どもとの在宅勤務「世話による業務の中断」は73,2%

 「子どもが家に居ながらのテレワーク中に経験したこと」を聞いたところ、「子どもの世話が必要になり業務を中断した」と回答した人が最も多く 73,2%となった。他にも、「会議に子どもが登場」「子どもが気になり業務に集中できない」という家庭が半数以上になった。

テレワーク中の「身だしなみ」普段より手を抜いた人は70,7%

テレワーク中の「身だしなみ」普段より手を抜いた人は70,7%

 「出勤時と比べた際のテレワーク中の身だしなみ」について聞いたところ、44,3%が「少し手を抜いた」、26,4%の人が「かなり手を抜いた」と回答した。一方で「直接会わない分、印象をよく見せるため普段より手をかけた」という人も見られた。

6割以上が「テレワーク手当」を希望

6割以上が「テレワーク手当」を希望

 「テレワークをする上で会社に支援してもらいたいこと」を聞いたところ、65,2%が「テレワーク手当」や、机、椅子、モニターなど「テレワークに必要な物品の提供」を希望する人が60,7%となった。

まとめ

 テレワークへの意見として、「睡眠時間の増加や出勤時のストレス減少によって体調もよくなりl心に余裕が生まれた」「どこでも同じ生産性で働けるという自信に繋がった」という前向きな声が多い。一方で、「長時間だと閉塞感が出る」「転職直後のため、人間関係が築けて居ない状況でのテレワークはきつい」といった課題やその対策を求める意見も挙げられた。

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