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中小企業のテレワーク導入状況に関する調査結果を発表 テレワーク導入企業は増加傾向

2020.08.03

 デルテクノロジーズの日本における事業を展開するデル株式会社(本社:神奈川県川崎市)とEMCジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区)は、2020年7月に全国の中小企業の経営者および従業員1,072人に対して実施した、テレワークに関する調査結果を発表した。

47.2%が「今後もテレワークは導入しない」

 「勤務先でテレワークを導入しているか」と質問したところ、36%が「導入している」と回答し、今年3月に調査を実施した時よりも、23%上昇した。また、「導入していないし、検討もしていない」は前回調査が73%だったのに対し、今回は47.2%となり、テレワーク導入への意向が拡大していることが伺える。

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テレワークの導入率 業種によって大きな差

 業種別にテレワークの導入状況を見ると、テレワークの導入が最も進んでいるのは「情報通信業」で69.2%、次いで「金融・保険業」が53.7%となった。一方、「導入しておらず、検討もしていない」が最も多かったのは「建設業」で64.8%、次いで「製造業」が58.5%、「サービス業」が58.2%と続いた。

「働き方改革の推進」を理由にテレワークを導入する企業が多数

 「テレワークを導入する/した理由をお答えください」と質問したところ、最も多かったのは「働き方改革を推進」で48.8%、次いで「ワークライフバランスの向上」が35.3%、「業務生産性の向上」が29.2%、「オフィスコストの削減」が24.7%、「事業継続性対策」が20.8%、「リクルーティング対策」が6.5%と続いた。

テレワークを導入「しない」ではなく「できない」!?

 「テレワークを導入しない理由をお答えください」と質問したところ、「業種として難しい」という回答が71.5%と、7割を超える結果となった。他の項目と比べても、その差は明らかで業種によりテレワークの実現が困難である状況が顕著になった。

約8割がテレワークに満足

 「テレワークにおける総合的な満足度をお答えください」と質問したところ、「満足」が23.1%、「やや満足」が55.6%、「やや不満」が19.7%、「不満」が1.6%と、約8割が勤務先のテレワークへの満足度が高いことが見受けられた。

従業員数が少ないとテレワークへの関心度が低い傾向に

 「テレワークの導入意向をお答えください」と質問したところ、「既に導入済み」に加えて、「とても関心がある」が5.3%、「やや関心がある」が16.0%、「あまり関心はない」が18.0%、「全く関心はない」が24.7%という結果になった。全体として、テレワークの導入は増加傾向にあるものの、テレワークについて無関心である人がいることもわかった。

 また、従業員数別に見ると、従業員数が少ないほどテレワークへの関心度合いが低くなる傾向が見られた。

近い将来にテレワーク導入を検討する企業が多数

 「テレワークの導入想定時期をお答えください」と質問したところ、「出来る限り早く導入を想定」が25.0%、「2020年内に導入を想定」が25.0%、「2021年6月までに導入を想定」が13.3%、「2021年7〜12月までに導入を想定」が12.8%、「3年以内の導入を想定」が15.0%、「それよりも後に導入を想定」が8.9%となった。全体の半数が、近い将来にテレワークの導入を検討していることがわかった。

工夫をしながらテレワークを継続している企業は7割

 「外出自粛期間の終了後のテレワークの状況に最もあてはまるものを教えてください」と質問したところ、「全員出社の通常業務に戻した」が28.0%、「出社することも可能だが出来る限りテレワークを推奨している」が32.1%、「テレワークの日数を制限してテレワークと出社を併用」が23.8%、「引き続きテレワークを義務付けている」が14.5%という結果になった。

 外出自粛期間終了後も、7割の企業が何らかの形でテレワークを継続していることがわかった。

テレワーク導入後「パソコンの手配」に投資

 「テレワーク導入後、どのようなIT関連機器に投資しましたか」と質問したところ、最も多かったのは「パソコンの手配」で19.7%、次いで「ネットワークやセキュリティーの再設計/構築」が19.2%、「サーバーやストレージ環境の更新/統合」が16.3%と続いた。

「データのバックアップ」に対しての関心度合いがトップ

 「IT関連事項の関心度合いをお答えください」と質問したところ、最も多かったのは「データのバックアップ/災害対策などBCP(事業継続性)対策」、次いで「ネットワークセキュリティーの再設計/構築」と続いた。


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