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「ワーケーションに関する調査」50.4%が導入に興味ありと回答

2020.09.02

 株式会社あしたのチーム(本社:東京都中央区、代表:高橋恭介)は、ワーケーション支援事業を通じて地方創生に取り組む、株式会社We’ll-Being JAPAN(本社:東京都中央区、代表:野口茂一)、株式会社日本旅行(本社:東京都中央区、代表:堀坂明弘)と3社共同で、テレワーク導入企業の経営者323名を対象に、「経営者のワーケーション及びその取り組みの実態」に関する調査を実施した。

経営者の半数が「ワーケーション」を実施

経営者の半数が「ワーケーション」を実施

 「あなたは、観光地やリゾート地での休暇中や旅行中に仕事の関連する業務や会議などを行ったことはありますか」と質問したところ、17.6%が「頻繁にある」、30.0%が「何度かある」、22.6%が「あまりない」、29.8%が「一切行わない」と回答した。

ワーケーション導入に興味のある経営者は半数以上

ワーケーション導入に興味のある経営者は半数以上

 「あなたは、観光地やリゾート地で休暇と仕事をうまく切り替えながら行う、ワーケーション制度の取り組みについて可能であれば自社での導入に興味はありますか」と質問したところ、20.4%が「非常に興味がある」、30.0%が「少し興味がある」、23.8%が「あまり興味がない」、23.8%が「全く興味がない」、2.0%が「既に自社で導入している」と回答した。

ワーケーション最大の課題は「適切な評価」

ワーケーション最大の課題は「適切な評価」

 自社でのワーケーション導入に興味がある人に「実際に自社で導入する場合、どのような課題があると思いますか」と質問したところ、最も多かったのは「休暇中の仕事の適切な評価が難しい」で71.4%、次いで「休暇中の業務の勤怠管理が難しい」、「仕事環境の整備が難しい」がともに70.5%、「きちんと仕事をしているのか不透明になる」が66.7%と続いた。

 他にも、下記のようなワーケーションに対する課題が挙げられた。
 ・評価が一致するか
 ・個人の性格を把握する必要がある
 ・セキュリティ面の課題
 ・集中して仕事がこなせるか
 ・施設などにかかる費用の支払いに関して
 ・労災の範囲が不透明
 ・個人の時間管理の意識に差が出る可能性が高い
 ・従業員への負担とそれに対する対価評価
 ・パフォーマンス管理

ワーケーション最大のメリットは「プライベートの充実」

ワーケーション最大のメリットは「プライベートの充実」

 ワーケーションの導入に興味がある人に、「ワーケーションの導入によるメリットにはどのようなものがあると思いますか」と質問したところ、最も多かったのは「家族との時間やプライベートな時間の確保がしやすくなる」で58.3%、次いで「リフレッシュ効果で生産性向上が期待できる」が50.9%、「長期休暇がとりやすくなる」が45.4%、「社員のモチベーションが向上する」が43.6%、「社外への働き方改革のアピールができる」が31.3%と続いた。

まとめ

 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からも注目され始めている「ワーケーション」。時間や場所に縛られないなどのメリットも多く、導入希望者が多い。評価の難しさなど課題もあるが、新しい働き方として導入を検討してみてはいかがだろうか。

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