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契約書レビューAIクラウドサービス「り〜が〜るチェック」IT導入補助金2020対象ツールに採択

2020.09.03

 株式会社リセ(東京都渋谷区、代表:藤田美樹)が提供する、契約書Aiレビューのクラウドサービス「り〜が〜るチェック」が経済産業省推進の「IT導入補助金2020」対象ツールに採択された。

り〜が〜るチェック概要

 り〜が〜るチェックは、スタートアップや中小企業に多い少人数法務を支援する契約書Aiレビューのクラウドサービスである。AIによる自動レビュー、英文契約書の機械翻訳、自社ノウハウの蓄積など様々な機能を持ち、契約書の作成からレビュー、管理やノウハウ共有までを実現する。

 これらのサービスを業界最低価格水準で提供し、契約業務の効率化とコスト削減を協力にサポートする。

IT導入補助金の概要

 「IT導入補助金」は、中小企業・小規模事業者などが自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで業務効率化や売り上げアップをサポートするものである。

 り〜が〜るチェックは、新型コロナ感染拡大によるテレワーク導入や業務改善の費用を支援するために創設された特別枠である「C類型」に採択された。

 「IT導入補助金」は、様々な業種の中小企業や小規模事業者が対象で、補助率は特別枠の場合、費用の3/4を補助する。また、補助額は30万〜450万である。

「り〜が〜るチェック」の主な機能

 り〜が〜るチェックには、主に下記の5つの機能がある。

 1、契約書のデジタル化
 過去の締結済み契約書をアップロードするだけで安全に保存することができ、紛失リスクを減らす。アップロードされた契約書をあらゆる条件で一発検索することができるため、探し物時間の短縮に繋がる。また、契約期間終了前の警告アラーム機能も付いている。

 2、契約書雛形管理
 自社の契約書雛形を登録し、管理が可能で過去の事例や留意事項などを条文ごとに管理・登録することができる。契約内容で注意が必要な条項を社内共有できることで、案件ごとに発生してきた法務以外の部署への説明の手間を省くことができる。

 3、AIによる自動レビュー
 契約書ファイルをアップロードし、契約時の自社の立場を選択するとAIが瞬時に不利な条項や抜けている条項を指摘し、欠落事項や要注意事項、解説などを自動表示させる。専門の弁護士が作成した修正の必要性についての解説や自社に有利な条文案を表示するため、高度な専門知識がなくてもレビュー工数を大幅に低減することができる。

 4、弁護士作成の契約書雛形提供
 契約書を新規作成する際に、弁護士作成の雛形を提供する。条文ごとに、注意点や論点になりやすい点などに関する解説が盛り込まれている。契約書作成の作業工数削減、紛争を避けるために重要となるポイントの解説も確認することができるため、安心できる契約書を簡単に作成することができる。

 5、英文契約書のAI翻訳とレビュー
契約書用に開発されたAIによって、英文契約書を日本語に翻訳する。また、日本語契約書同様に、英語契約書特有の観点から不利な条項や抜けている条項を指摘するレビュー機能も兼ね備えている。これらは、海外の弁護士とも協働してアジア諸国との取引におけるリスクなどを考慮して作成されている。

まとめ

 日本語だけではなく、英文にも対応している「り〜が〜るチェック」。IT導入補助金2020の対象ツールに採択されたことで今後の拡充にも注目である。

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