「体調不良でも出勤」4割超、「受診を後回し」も約6割 レバレジーズ調査
レバレジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:岩槻知秀)が運営するオンライン診療プラットフォーム「レバクリ」は、企業で働く20~50代の正社員516名を対象に、体調不良時の出勤に関する実態調査を実施した。調査結果から、従業員の「健康管理」と「生産性の両立」に向けた職場環境づくりの重要性が明らかになった。
調査概要
調査年月:2026年7月4日~2026年7月7日
調査方法:インターネット調査
調査主体:レバレジーズ株式会社
実査委託先:株式会社マクロミル
有効回答数:516名
調査対象:企業で働く20代から50代の正社員
出典元:4割以上の正社員が体調不良時に「我慢出勤」を経験、仕事を理由に病院受診の後回しも(レバレジーズ株式会社)
体調不良時の「我慢出勤」4割超が経験
本調査では、体調不良時に仕事を休まず働き続けた経験を質問。
「頻繁にある(8.7%)」「時々ある(36.4%)」と、合わせて45.1%が「我慢出勤」を経験していると回答した。
業務体制や責任感が「我慢出勤」の背景に
「我慢出勤」をした理由を質問。「職場の同僚や上司に迷惑をかけたくない(48.1%)」「自分が休むと代わりに業務を行う人がいない(47.2%)」が上位に挙がった。
業務の属人化や慢性的な人手不足に加え、周囲への配慮や責任感が、体調不良時でも休みにくい職場環境につながっていることがうかがえる。
「我慢出勤」で7割超が業務に支障、受診後回しも約6割
「我慢出勤」によって業務に支障が「あった」「どちらかというとあった」と回答した人は74.7%に上ることが判明した。具体的には「集中力が低下した(78.2%)」が最も多く、次いで「作業スピードが落ちた(60.9%)」「体調がさらに悪化した(43.1%)」が続いている。無理な出勤が本人だけでなく、業務全体にも影響を及ぼしている実態が明らかとなった。
さらに、病院受診を後回しにした経験がある人は61.4%に達した。その理由は「仕事が忙しい(50.5%)」「病院の診療時間に行けない(48.9%)」が上位を占めている。勤務時間と医療機関の診療時間が重なることが、適切なタイミングで受診できない一因となっているようだ。
まとめ
本調査では、体調不良時でも出勤せざるを得ない従業員が少なくなく、その背景には人手不足や業務の属人化、休みにくい職場風土があることが明らかになった。無理な出勤が集中力や作業効率の低下、さらなる体調悪化につながるケースも多く、個人の健康だけでなく、組織全体の生産性や安全性にも影響を及ぼす課題といえる。
従業員が安心して休暇を取得できる体制づくりや、業務の属人化を防ぐための多能工化・情報共有の推進が求められている。
柔軟な勤務制度や健康支援制度の充実に加え、受診しやすい環境整備など、健康経営の取り組みを通じて従業員が「我慢して出勤すること」のない職場づくりにつなげたい。










