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株式会社サンシャインシティ ワークスタイル変革プロジェクト始動

2020.09.16

株式会社サンシャインシティでは、「社員一人ひとりの個が輝くために」をコンセプトにワークスタイル変革プロジェクトをグループ各社とともに開始した。

理想のワークスタイルを実現

 今回のワークスタイル変革プロジェクトでは、「新たな発想や挑戦的な取組みを後押しする、理想のワークスタイル」の実現を目指す。プロジェクトは下記の3つの位置付けから、構成されている。

 1、全社員のモチベーション向上と能力の発揮
 ・新しいことにチャレンジする気持ちを高める
 ・ワクワク感・生き生き感を高める
 ・部署の壁を超え、横断力を高める
 ・発想や視野を広げる
 ・自律した多様な人材のもつ能力を引き出す
 
 2、対話によるスムーズな連携
 ・タテとヨコの対話を活性化する
 ・オープンでフラット、かつ互いに刺激しあうワイガヤコミュニケーションを生み出す
 ・グループ会社とのタイムリーな連携を実現する
 ・社外メンバーとの協創を生み出す

 3、業務効率化と生産性の向上
 ・部署ごとの業務特性に適した環境を整備する
 ・組織の一体感を高める
 ・ICTを最大限活用する

 ワークスタイル変革プロジェクトは下記4つの骨子から成り立つ。
 ・ワークプレイス
 ・意識風土の向上
 ・制度整備
 ・ICTツールの活用

エバンジェリスト、チャレンジオーナーの活動

エバンジェリスト、チャレンジオーナーの活動

 

グループ社員が集まる「コミュニケーション拠点」に

 ワークプレイスのリニューアルにおける基本コンセプトは「共創・協働」である。新しい事務所を、「コミュニケーション拠点」とし、グループ社員が集まる場所を目指す。目指す姿として、下記が挙げられる。

 ・池袋を拠点とした街のプロデュース
 ・グループシナジーを発揮している
 ・役員と社員の距離が利確、同じ方向に向かっている
 ・新しいことにチャレンジしようとする意識風土
 ・ITを活用して場所に縛られずに働いている

 大切にしたいこととしては「面白いことを生み出すパワー」や「家族のように助け合う仲の良い風土やチームワーク」が挙げられている。

プロジェクトをサンシャインシティグループが変わるきっかけに

 ワークプレイスをリニューアルすることで、下記の姿を目指す。

 1、グループシナジーを飛躍的に向上させる
 グループの社員が集まり、共創関係をつくっている。組織間の連携力が高まり、新しい価値を生み出している。

 2、「都市型総合ディベロッパー」として
 池袋の多様な文化やカルチャーを形成し、世の中に発信するとともに、「街のプロデュース力」を発揮している。

 3、新しいワークスタイルにチャレンジする
 常に時代の変化に敏感に対応できるよう、自らが新しい働き方を実践している。

オフィスコンセプトは「キャンプ」

オフィスコンセプトは「キャンプ」

 

 キャンプという「非日常」をオフィスコンセプトとしている。働くだけでなく、お互いに刺激しあえる、空や海のある都会のオアシス「SunshineCity」を目指す。今回のコンセプトは若手社員からの提案で、サンシャイン60ビルを中心に池袋全面に広がりを見せる「テント」をイメージしている。

 キャンプの「みんなでやると楽しい」「不便なことや予想外なことがある」「自然の中に身をおく心地よさを感じながら自然と共存する」という特徴を活かし、下記のような空間を目指していく。

 ・協働・共創な空間
 ・予想外なことから生まれる創意工夫。新しい価値。
 ・楽しく・明るく・快活に働く
 ・オンラインでは味わえないリアルな空間
 ・水が湧き出る泉はアイディアを豊富に生む場として。
 ・自然の躍動は刺激を与え合い、成長する場として。
 ・サウンドマスキングとして、水の音・森の音・鳥の声などを流しながら心地よい空間づくり。

 また、会議室の愛称は「サンシャインシティらしさ」を盛り込んだ親しみやすい名前になっている。

 個人のデスクエリアの面積は、移転前と比較して約半分減らし、共創空間や会議室エリアを大きくする。

 

まとめ

 株式会社サンシャインシティは、東京・池袋の複合施設「サンシャインシティ」の運営などを行っている。昨今は新型コロナウイルス感染拡大の影響や、政府の働き方改革により、日本中でワークスタイルが変化している。今回、サンシャインシティではワークプレイスのリニューアルを行うが、これは若手社員が社員研修から生み出した提案という点にも注目である。サンシャインならではの、コンセプトを取り入れたオフィスは、社員のモチベーションや業務効率の向上にもつながっていくのではないだろうか。

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