「仕事に合わせて働く場を選択する働き方」をツクルバが実現 オフィスの在り方を見直し、リニューアル
デザイン/ビジネス/テクノロジーを掛け合わせた場のデザインを行う株式会社ツクルバは、withコロナ時代のオフィスを再定義し、ニューノーマルに対応した「時間や場所にとらわれず、それぞれが仕事に合わせて働く場を選択する働き方」を開始するとし、オフィス床面積を45%縮小、出社率を50%以下に抑える形でリニューアルした。
仕事に合わせて働く場所を選択
新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、2020年3月から在宅勤務へ移行を開始したツクルバでは、在宅勤務では移動時間の削減や、仕事への集中力が高まるなどの効果を確認した。その一方で、メンバーが離れて仕事をすることで、これまでの何気ない会話から生まれる発見やチームワーク醸成の機会の減少が浮き彫りとなった。
これらの結果を踏まえ、在宅勤務時、オフィス勤務時それぞれの長所を活かすため、「時間や場所にとらわれず、それぞれが仕事に合わせて働く場を選択する働く方」を構築し、運用を開始した。具体的には、オフィスならではの機能を充実させる一方で、自社で運営するシェアードワークプレイス「co-ba ebisu」を用意し、新たな福利厚生として在宅勤務手当を導入した。
「新しい働き方」に対応した「新しいオフィス」
「時間や場所にとらわれず、それぞれが仕事に合わせて働く場を選択する働き方」では、作業拠点が分散されることを想定し、オフィスの床面積を縮小する。一方で、対面でなければしないようなコミュニケーションや、発見の機会を提供するために、オフィスをリニュアールする。
1、エントランス
コロナ禍において、常時開放できるようなデザインに変更し、11月から運用を開始したツクルバの新しいロゴを設置。
2、お祭り広場
エントランス左の作業スペースは、会議の合間やアポイント前後での立ち寄りからメンバー相互のコミュニケーションや発見が生じることを企図して作成。中央の櫓には音響設備が搭載されており、日中はBGMを聞きながら作業や談笑の場として、夜は櫓の延長線上にあるキッチンと一体して飲み会の場として利用することもでき、メンバー間のコミュニケーションが活発になるように仕掛けを施している。
3、テレカンブース
コロナ禍において、Web会議の機会が増加したことから一人用のテレカンブースを8室新設した。働き方や気分に合わせて、オフィス内で一人用のワークスペースとして利用することもできる。
4、イベントスペース
約20名収容可能なイベントスペースを設置。イベントがない時は、作業スペースとして利用することもできる。
5、会議室
会議室を「ツクルバのアイデンティティを感じてもらう場」と定義し、新たなコーポレートロゴやコーポレートカラーを用いた空間に。
6、サテライト拠点「co-ba ebisu」
ツクルバが運営するシェアードワークプレイスである「co-ba ebisu」も、社内メンバーが社外の刺激を受けながら働く拠点として活用。
まとめ
オフィスのリニューアルにおいて、同社の代表取締役ファウンダーである中村真広氏は以下のようにコメントしている。
「時間や場所にとらわれず、それぞれの仕事に合わせて働く場を選択する働き方は、今後より一層普及していくものと考えます。在宅ワークによる住まいのオフィス化、本社オフィスの最適化による適切な縮小、コワーキングスペースのサテライト拠点としての活用など、住まいとオフィスの両領域において変化の兆しがあると考えています。そんななか、ツクルバは自らの働き方を変化させていくことで、時代の変化を体現していくことにしました。自宅を中心に仕事をする人、オフィスを中心に仕事をする人、その他の拠点で仕事をする人など、1人も取りこぼすことない生産性の高い職場環境の実現を、生活文化に寄与する事業を展開する企業として目指していきます。」
コロナ禍において働き方やオフィスの在り方は日々、変化している。どのような状況であっても、高い生産性を維持し続けることができる職場環境を作り上げていくことが、ますます必要になってくるのではないだろうか。
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