パーソルチャレンジ、ユニリーバ社の「履歴書から性別に関する項目を取り除く取り組み」に賛同
総合人材サービスのパーソルグループで、障害者雇用支援事業を手がけるパーソルチャレンジ株式会社(本社:東京都港区、代表:井上雅博)は、ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社(本社:東京都目黒区、代表:サンジェイ・サチュデヴァ)による「LUX Social Damage Care Project」の履歴書から性別に関する項目を取り除く取り組みに賛同したことを公表した。
性別への先入観を取り除く
ユニリーバの「LUX Social Damage Care Project(ラックス ソーシャルダメージケア プロジェクト)」は、性別に関係なく、誰もが輝くことができる社会を目指す活動である。ユニリーバでは、2020年3月から性別に関する一切の項目や顔写真の提出を排除した採用選考を導入している。
「自分らしく働く」を後押し
パーソルチャレンジは、事業活動を通じて5つのSDGs達成への貢献を目指し、その一つとして「ジェンダー平等実現」を重点課題として掲げている。そこで今回のプロジェクトの理念に共感。今後、ユニリーバへの障害者採用支援を行う際は、求職者の性別に関する「性別」「顔写真」「ファーストネーム」への情報提供をなくす。
多様性を受け入れるパーソルチャレンジの取り組み
障害者雇用を支援するパーソルチャレンジでは、以下のような取り組みを実施している。
1、PRIDE指標ゴールド取得
任意団体work with Prideが定めるLGBTなどのセクシャルマイノリティに対する取り組み指標「PRIDE指標」にて最高評価を取得している。
2、障害のあるLGBTの人向け転職、就職支援
ジェンダーやセクシュアリティに起因する不安を専任のキャリアアドバイザーが一緒に解決し、就職や活躍を支援する。
3、女性の意思決定への参画機会向上
ジェンダー格差是正の指標である「管理職に占める女性比率」において、日本における比率は14.8%であるのに対し、パーソルチャレンジの比率は30.55%となっている。
4、同性パートナー婚制度の制定
同性パートナーと結婚した社員にも、異性同士の法律婚と同等の福利厚生を受けることができる制度を設けている。
まとめ
「LGBT」というワードの認知度は浸透しながらも、LGBTへの対応が整っている企業はまだ多くはないのではないだろうか。LGBTに関する社内研修や相談窓口の設置など、個人の多様性が尊重される取り組みは必要不可欠となっていくであろう。これまで履歴書に当たり前のように記入欄が設けられていた「性別」に関する項目が大きく変わるかもしれない。
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