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「テレワークの懸念点・悩み」を調査 最大の課題はプライベートとの切り替え

2021.01.27

 株式会社LASSIC(本社:鳥取県鳥取市、代表:若山幸司)が運営する「テレワーク・リモートワーク総合研究所」は「テレワークの懸念点・悩み」に関するアンケートを実施した。

調査概要

 調査期間:2020年9月1日~2020年9月4日
 調査対象:全国の20~65歳のテレワーク/リモートワーク経験者男女1,077名
 調査方法:インターネット調査

テレワークはプライベートとの切り替えが課題

テレワークはプライベートとの切り替えが課題

 「テレワークの悪かった点」を調査したところ、最も多かったのは「仕事とプライベートの区別ができない」で42.15%であった。自宅で仕事をすることとなり、プライベートとの切り替えが難しいと感じる人が多いことが明らかとなった。

 次いで「上司・同僚とのコミュニケーションが取りづらい、減った」が34.54%、「光熱費など自己負担額が増加してしまった」が24.98%と続いた。他にも、自宅で作業をする場合、いつまでも仕事をしてしまい長時間労働になっている人や、仕事の評価制度などを悪かった点として挙げる人も見られた。裁量労働制のように労働時間について本人の裁量に委ねられる働き方ではなく、プロセスも評価の一部となる時間管理型においては、評価方法や勤務状況の可視化なども最適化が求められていると言える。

男女で異なるテレワークのマイナス要素

男女で異なるテレワークのマイナス要素

 「テレワークの悪かった点」を男女別で調査したところ、上位1位、2位は男女共に同じであったが、3位は異なる結果となった。男性は社外での情報連携、ノウハウ共有など業務上の不便さを感じている一方で、女性は在宅勤務による家計への負担を懸念していることが明らかとなった。

まとめ

 コロナ禍で多くの企業が導入を開始したテレワーク。テレワークにおける課題解決のために様々なツールやサービスが登場する一方で、改善点は多い。テレワークのメリットだけではなく、デメリットと感じている部分にも目を向け、出社時と同等、それ以上の成果を発揮することができるように対策を行っていくことが、テレワークの定着にも重要と言えるであろう。

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