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パーソルキャリア、働き方の選択ができる「フルリモートワーク制度」の導入を発表

2021.02.18

 パーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表:峯尾太郎)は、2021年4月以降日本全国どこからでもフルリモートワークでの働き方を選択することができるように、フルリモートワーク制度を新設することを公表した。

コミュニケーション不足と向き合う

 新型コロナウイルス感染拡大を機に、リモートワークを導入する企業が増え、今後もさらに広まり定着していくことが予想されている。場所に縛られることなく、比較的自由に働くことができるとされるリモートワークだが、「コミュニケーション不足」という課題に直面している企業も多い。対面時のように気軽に話しかけることが困難となり、生産性の低下や孤独感の高まりが懸念されている。パーソルキャリアでは、意図的に雑談をする時間を設けるなどの工夫をしているが、さらに柔軟にワークスタイルの選択ができるよう、フルリモートワーク制度の導入を開始する。

ニューノーマル時代の働き方

 ニューノーマル時代に合わせて既に、リモートワークとオフィス出社を併用しているケースもあるパーソルキャリアだが、ミッションとして掲げる ”人々に「はたらく」を自分のものにする力を” を推進するため、新たにフルリモート制度を導入する。社員一人ひとりが自ら望む「働き方」と「生き方」が融合する「あたらしいはたらく」の創造を目指す。フルリモートワーク勤務者は、全国30拠点いずれかのパーソルキャリアのオフィスに出社可能な範囲であれば、日本国内どこでも居住が可能となる。

 これにより居住地にとらわれず、キャリアを構築することができるようになる。これまでは、親の介護で故郷に戻らなければならない場合に居住地が限定されていることで介護休暇もしくは離職を選択しなければならないなどのケースもあり、継続してはたらくことが難しいこともあったが、居住地が自由でフルリモートではたらくことができるため、あらたな働き方を選択することが可能となる。

 また、これまではバックオフィスなどの職種は東京勤務が前提であったために、新たな職種にチャレンジするために転居が必要なケースなどもあったが、これからは本社所在地以外のエリアに住みながらでも、希望するキャリアパスに挑戦することができるため、自分らしい働き方を実現することができる。

 

まとめ

 新型コロナウイルスの流行開始から1年が経過し、「withコロナ」が当たり前の日常となっている。リモートワークが一気に普及したことで、これまでの働き方を見直す人や地方移住を始める人など、価値観が多様化していると言えるであろう。社会情勢に合わせて、働きやすい環境を作り出していくことが今後も、ますます求められるようになるのではないだろうか。

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