コロナ禍における新入社員のリフレッシュ方法調査 「テレビ・YouTube・SNS・ゲーム」が最多
株式会社ジェイック(本社:東京都千代田区、代表:佐藤剛志)は新入社員に対して「コロナ禍のリフレッシュ方法」に関する調査を実施した。
調査概要
調査名称:「コロナ禍のリフレッシュ方法」に関する新入社員アンケート
調査対象:ジェイック社のサービスを利用し、2020年10月以降に就職・入社した人
回答者数:335名
調査期間:2020年10月17日~2021年2月13日
調査方法:活躍支援研修サービスLINE@「JAIC入社後サポート」によるアンケート
コロナ禍は自宅でリフレッシュ
「新入社員のリフレッシュ方法」を調査したところ、最も多かったのは「テレビやYouTube、SNSを見たりゲームをしたりする」で42.7%であった。一方でコロナ禍でなかった場合は20.5%と、22.2ポイントの差が明らかとなった。
また「読書をする」という回答はコロナ禍では11.9%、コロナ禍でなかった場合は5.7%と、読書をする新入社員が多いことが伺える結果となった。実際に公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所によると、2020年の紙の書籍・雑誌の推定販売額(電子出版を除く)は前年比1.0%減(2019年は4.3%減)で、減少幅が縮小しているという。
他にも「居酒屋などで飲み会をする」という回答はコロナ禍では3.6%、コロナ禍でなかった場合は21.1%、「旅行をする」という回答はコロナ禍では4.6%、コロナ禍でなかった場合は18.1%と差が大きく、コロナ禍で自粛生活を送る人が多いことが伺える結果となった。
まとめ
今回の調査結果を踏まえ、同社の常務取締役の近藤氏は以下のようにコメントしている。
「YouTubeやSNS、ゲームなど、インターネットを通じ、人とコミュニケーションを取るものが上位にきている。例えばTwitterでは、単に暇つぶしとして楽しむだけでなく、自分に近い共通点がある人をフォローしたり、リプライ機能を使って繋がりを持ったりするなど、自宅で過ごさないといけない中で、新入社員たちは人との繋がりを求めていると推測される。リモートワークが推進され、オンライン化が進んでいる現在はもちろんのこと、アフターコロナの時代も、社員が求めている関係構築をどう作っていけるかが、組織としても重要だ」
これまでとは異なる働き方や日常生活を送る中でも、オンオフの切り替えをしっかりと行うことができるような環境を作ることも重要と言えそうだ。
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