仕事に対しての考え方や能力を調査 85%が「世の中には自分に合った仕事があると思う」と回答
Indeed Japan株式会社(本社:東京都港区、代表:大八木紘之)は、全国の15~64歳の男女を対象に「仕事に対しての考え方や自身の能力や可能性」に関する意識調査を実施した。
調査概要
調査主体:Indeed Japan株式会社
調査対象:全国の15~64歳の男女1236人(有職者939人)
調査方法:インターネット調査
調査時期:2021年2月10日〜2月12日
割付方法:性別×年代で均等割付後、日本の人口構成(2019年総務省発表「人口推計」)に合わせてウェイトバック集計を実施
20代の4割が「今の仕事は自分に合っていない」
有職者に「現在就いている仕事についての総合的な考え」を調査したところ、「今の仕事は自分に合っている」と回答した人は全体の65.4%であり、約3人に1人が「今の仕事が自分に合っている」と感じられていないことが明らかとなった。年代別に見ると、20代が最も多く39.4%という結果になった。
次いで「今の仕事は自分の力を活かせる」が57.1%、「自分が得意なことを仕事にしている」が48.3%、「今の仕事に満足している」が47.2%と続いた。
85%が「自分に合った仕事がある」と考えている
「世の中の仕事全体に対する期待」について調査したところ、84.8%が「世の中には自分に合った仕事があると思う」と考えていることが明らかとなり、年代別で見ると50代が最も多く88.8%であった。また、79.9%が「今の世の中には自分の知らない仕事がもっとあると思う」と考えていることが明らかとなり、特に10代や20代の若い世代に多く見られた。
自分の能力を発揮できていると感じる人は36%
有職者に「仕事で活かせる能力や性質」について調査したところ、「自分の能力や性質をいかんなく今の仕事で発揮できている」と回答した人は35.5%に留まる結果となった。一方で62.1%が「自分の能力や性質を、今よりももっと仕事に活かしたい」と回答した。
また、有職者の68.5%が「自分でも気づけていない、仕事に活かせる自分の能力や性質を知りたい」と回答し、特に10代で84.6%、20代で78.9%と高い割合となり、具体的には以下のような声が挙げられた。
・いち早く気がつくことでその仕事につける可能性が開けるかもしれないから
・自分の可能性を知らぬうちに潰すのは嫌だから
・可能性を知ることは一回きりの人生で大事だと思うから
・能力や性質が知れたらその職種でやりがいを感じながら仕事がしたい
転職に関心がある人は68.1%
有職者に対して「転職に対する考え」について調査したところ、68.1%が転職に関心を持っていることが明らかとなり、特に30代では79.0%の人が転職に関心を持っていた。
続いて、「転職へのハードル」について調査したところ、71.3%が「転職はハードルが高い」と回答し、特に30代の75.3%がハードルが高いと感じていることが明らかとなった。
また、「色々な仕事を試してみたいか」と調査したところ、全体の63.1%が「気軽に色々な仕事があるなら試してみたい」と回答した。さらに10代の82.3%、30代の75.1%が「試してみたい」と考えていることが明らかとなった。
自分に合った仕事を探すためには積極的な行動が鍵に
自分に合った仕事に出会うために積極的に行動してきた人に対し「自分の仕事への感じ方」を質問したところ、77.5%が「今の仕事は、自分に合っている」、77.1%が「今の仕事は、自分の力を活かせる」、75.3%が「自分が得意なことを仕事にしている」、64.8%が「自分が好きなことを仕事にしている」と感じていることが明らかとなった。
まとめ
今回の調査では、約3人に1人が「今の仕事が自分に合っている」と感じられていないことが明らかとなった。コロナ禍において働き方や仕事を見直す人も増えているのではないだろうか。企業としてはミスマッチを防ぐためにも一人一人の可能性や考えを見極めることも求められているかもしれない。
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