テレワークスペースの実態調査 45%が「自宅よりも効率が上がった」と回答
株式会社第一興商は、テレワークの導入や時差出勤の推奨で生じている働き方の変化を顕在化するため、「自宅とテレワークスペースにおける働き方」を調査した。
調査概要
調査方法:インターネット
調査時期:2021年2月実施
調査対象:20~50代の男女300人
自宅テレワークの最大の悩みは「集中できない」
「自宅でのテレワークにおける悩み」を調査したところ、最も多かったのは「集中できない」であった。この結果を年代別に見ると、「50代」が最も多く53%、次いで「30代」が49%、「20代」が46%と続いた。
20代の4人に1人が「お風呂」でのテレワーク経験
「テレワークをしたことがある自宅の場所」を調査したところ、20代の最も多い場所は「リビング」で66%、次いで「自部屋」が62%、「お風呂」が24%と続いた。20代の4人に1人がお風呂でのテレワーク経験があることが明らかとなった。
テレワークスペースを活用すると「メリハリ」がつく
「自宅以外の場所でテレワークをした理由」を調査したところ、最も多かったのは「外出中の空き時間」で39%、次いで「メリハリを付けるため」が36%、「通信環境が整っていない」が30%と続いた。また、「テレワークスペースを利用して良いと思った点」を調査したところ、42%が「メリハリができる」「集中できる」と回答した。
テレワークスペースとして満足度が最も高いのは「ホテル」
「テレワークスペースの満足度」を調査したところ、最も満足度が高かったのは「ホテル」で37%、次いで「カラオケボックス」が30%、「カフェ」が26%と続いた。
45%が「業務効率が上がった」と回答
「テレワークスペースを利用した場合、業務効率はご自宅と比べて上がりましたか?」と質問したところ、45%が「上がった」、32%が「変わらない」、22%が「下がった」と回答した。
「充電器レンタル」の需要が高い
「テレワークスペースで貸し出して欲しいもの」を調査したところ、最も多かったのは「充電器」、次いで「モニター」「加湿器」と続いた。
まとめ
コロナ禍で導入が加速したテレワークだが、今回の調査では自宅でのテレワークでは集中できないなどの課題を抱えている人が多いことが明らかとなった。テレワークプランを提供するホテルやカラオケボックスも増加し、働く場所はさらに多様化していくであろう。
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