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世の中がオンラインシフトしたことによるメリットを調査 最大のメリットは「移動時間の削減」

2021.03.30

 株式会社LASSIC(本社:鳥取県鳥取市、代表:若山幸司)が運営するテレワーク・リモートワーク総合研究所は、世の中が「オンラインシフトしたメリット」に関する調査を実施した。

調査概要

調査期間:2020年9月1日~2020年9月4日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20~65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1,077名

テレワークの良かった点は「通勤ストレスの軽減」

テレワークの良かった点は「通勤ストレスの軽減」

 「テレワークの良かった点」を調査したところ、最も多かったのは「通勤ストレスがなくなった」で男性59.68%、女性64.55%であった。これまでいかに多くのビジネスパーソンが通勤にストレスを感じていたかが伺える結果となった。

 次いで「プライベートの時間が充実した」が男性40.68%、女性39.88%と続いた。通勤時間がなくなったことで、これまで通勤に充てていた時間を他のことに費やすことができると感じている人が多いと伺える。

 第3位は「人間関係のストレスがなくなった」で、男性23.66%、女性33.14%となった。テレワークは社員同士のコミュニケーションの希薄化が懸念されることもあるが、対面機会が減った分、人間関係のストレスが軽減されたと感じている人が多いことが明らかとなった。

社会がオンラインシフトして良かったこと

社会がオンラインシフトして良かったこと

 「世の中がオンラインシフトして良かったと感じる点」を調査したところ、最も多かったのは「社内会議、顧客商談のための移動時間が削減され仕事が効率化した」で、男性42.8%、女性37.6%であった。

 次いで「メールやビジネスチャットツールが常用化し、やりとりのログが残るようになった」が、男性28.3%、女性23.9%と続いた。テキストベースでの会話が増えたことで仕事に関する記録が残りやすくなり「言った、言わない」の水掛け論が格段に少なくなったことが考えられる。

第3位は「浪費が減った」で男性25.3%、女性34.3%となった。女性の回答として2番目に多く、テレワークへの移行による仕事帰りのウィンドウショッピング機会の減少などが原因と考えられる。

まとめ

 コロナ禍において働き方や生活様式が大きく変化し、それによるメリットやデメリットが明らかとなった。日々変化する社会情勢を踏まえ、働きやすい環境づくりなどが必要と言えそうだ。

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