オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

1,000万円プレイヤーのワーケーションに対する意識調査 約半数がワーケーションをしたいと回答

2021.04.01

 パーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表:峯尾太郎)が運営するハイクラス転職サービス「iX転職」は、年収1,000万円以上のハイクラス人材と、年収300万円~600万円未満のビジネスパーソンを対象に「ワーケーション」に関する意識調査を実施した。

調査概要

 調査期間:2021年1月
 調査対象:一都三県に住む会社員男女400名
      ①20~50代で年収1,000万円以上:200名
      ②20~30代で年収300万円以上~600万円未満:200名
 調査方法:インターネットによるアンケート回答方式 

ワーケーションの認知度は9割以上

ワーケーションの認知度は9割以上

 「ワーケーションの認知度・理解度」を調査したところ、1,000万円プレイヤーの6.5%が「名前も聞いたことがない」と回答したが、93.5%は認知していた。また、平均年収層も認知していないのは9.5%で、90.5%は認知していることが明らかとなった。

 また、ワーケーションへの理解度には差が見られ、1,000万円プレイヤーが49.0%、平均年収層が32.0%という結果になった。

5割弱が「ワーケーションを行いたい」

5割弱が「ワーケーションを行いたい」

 「ワーケーションを行いたいと思いますか」と質問したところ、1,000万円プレイヤーは16.6%が「行いたいと思う」、29.9%が「どちらかと言えば行いたいと思う」、平均年収層は18.2%が「行いたい」、27.1%が「どちらかと言えば行いたい」と回答した。

 そこで、「休暇ではなくワーケーションを行いたい理由」を調査したところ、それぞれ下記の声が挙げられた。

 ■1,000万円プレイヤー
 ・リラックスして仕事をしたいから
 ・ストレスが軽減されそうだから
 ・休暇を取っても仕事のことが気になるから
 ・在宅勤務は気が滅入るから
 ・人混みを避けたい

 ■平均年収層
 ・気分転換
 ・リフレッシュできるから
 ・長期滞在ができるから
 ・リゾート地で暮らすように過ごしてみたいから
 ・いつもと違う環境で仕事がしたい

まとめ

 今回の調査結果を踏まえて、iX事業責任者の土本剛嗣氏は以下のようにコメントしている。
 『「ワーケーション」という言葉自体は広く知られるようになったようですが、その意味や内容といった「理解度」に関しては、1,000万円プレイヤーが5割弱、平均年収層は3割強と、まだ浸透するには至っていないようです。
また、1,000万円プレイヤーがワーケーションを行いたい理由として、「リラックスして仕事をしたい」といった回答が見受けられたことから、「バケーション(休暇)」よりも「ワーク(仕事)」により重点を置いているようです。1,000万円プレイヤーは責任を伴う立場にいることも多く、大きなプレッシャーや緊張感を感じることもあるため、ワーケーションによって、そんな張り詰めた状態を少しでも緩和したい気持ちが表れているのでしょう。また、リゾート地などの非日常の環境に身を置くと、新しいアイデアが浮かんだり、集中力が高まったりすることもあると言われており、高いパフォーマンスを求められる1,000万円プレイヤーが積極的にワーケーションを行う日も近いかもしれません。』

<PR>