オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

2021年サラリーマンのお小遣い調査結果

2021.06.30

 新生銀行は、20代から50代の有職者の男女約2,700名を対象にした「2021年サラリーマンのお小遣い調査」を実施し、その結果を取りまとめた。

 調査詳細レポートはこちら

男性会社員のお小遣い額は前年比微減

 男性会社員の月額平均お小遣い額は38,710円と前年比709円の減少となった。近年の男性会社員のお小遣い額の推移は増加と減少を1年ごとに繰り返し、金額で大きな変化は見られない。

 一方、女性会社員のお小遣い額は、昨年より544円上昇し、34,398円となった。2019年から2年連続で増加しているものの、増減幅は男性よりも小さく、2015年からほぼ横ばいの状況が続いている。

昼食代は男女ともにやや増加

 男性会社員の1日の昼食代は、昨年の585円から64円増加し、649円となった。これは2年連続の増加で、直近10年で最高値。年代別では、20代で100円以上の大幅な増加が見られた。

 女性会社員の1日の昼食代は、昨年の583円から7円増加し、590円。男性同様、2年連続の増加となったものの、2017年以降増減の幅は10円以内に留まり、大きな変化は見られない。

 男性・女性会社員ともに持参弁当の割合が最も高く、男性で3割強、女性で約半数を占める結果となった。

外での飲み代は増加

 男性会社員の1回あたりの外での飲み代は6,159円、1回あたりの飲み代と1ヵ月の平均飲み回数から算出した1ヵ月の飲み代は前年比1,609円と大幅に増え、13,229円となった。

 女性会社員の1回の外での飲み代は5,357円、1ヵ月の飲み代は前年比1,252円増加の9,707円となっている。

 新型コロナウイルスの影響のためか、男性・女性ともに外で飲む回数は減ったものの、自宅で飲む回数が増える結果も見えた。

働き方の変化について

 新型コロナウイルスの影響により「職場で働き方に変化があった」と回答する割合は、男性・女性ともに約半数を占めた。働き方改革の内容は、「残業が減った」「テレワークで働くようになった」が上位となり、従業員規模が大きいほどスコアが高くなる傾向が見られた。

調査概要

 調査期間:2021年4月16日〜19日
 調査方法:インターネット
 調査地域:全国
 調査対象:会社員(正社員・契約社員・派遣社員)、パート・アルバイト
 サンプル数:合計2718名

まとめ

 調査レポートでは、2020年度の景気動向や、2021年度の見通しなどにも触れ、より詳細な結果が紹介されている。参考にダウンロードしてみてはいかがだろうか。

<PR>