『夫の家事育児2022』夫の家事に「不満あり」53.6%で2年連続上昇
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『夫の家事育児2022』をテーマに、就労志向の既婚女性にアンケート調査を行った(有効回答数:554件)。
夫の家事・育児に「不満なし」46.4%、「不満あり」53.6%
2022年、夫が家事・育児に十分取り組んでいたと思うか尋ねたところ、「不満なし」(46.4%)よりも「不満あり」(53.6%)の方がやや上回る結果となった。
取り組んでいた家事:子どもいる・いない共に1位は「ゴミ出し」
夫が積極的に取り組んでいたと思う家事・育児については、子どもがいる・いないに関わらず、「ゴミ出し」が最多、次いで「買い物」、「掃除や片づけ」と続く結果となった。
取り組んだ方がいい家事:子どもいる・いない共に1位は「掃除や片づけ」
夫がもっと積極的に取り組んだ方がいいと思う家事・育児を尋ねたところ、子どもがいる・いないに関わらず「掃除や片づけ」、「名もなき家事全般」、「料理」がTop3となった。
夫の家事・育児「取り組み不足度」
夫が積極的に「取り組んだこと」と「取り組んだ方がいいこと」を比較し、取り組み不足度を調査したところ、子どもがいる・いないに関わらず1位は「名もなき家事全般」となった。
調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:554名 ※既婚女性のみ
調査実施日:2022年11月18日~2022年12月2日まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
しゅふJOB総研について
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信している。
まとめ
夫の家事育児について「不満」と回答した人が53.6%と過半数を超えた。夫側の家事育児への取り組みが、妻側の期待の高まりに追いついていない様子が伺える結果と言える。また、“夫の家事「取り組み不足度」”は、子どもがいる方いない方共に「名もなき家事全般」が断然トップ。家事育児において名もなき家事が重要であることの認識が、まだまだ夫側には薄いようだ。