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株式会社タイミー、東京本社オフィスを増床移転

2023.03.17

スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川嶺)は、事業拡大に伴い東京本社オフィスを東京汐留へ移転したことを発表した。

増床移転の背景

増床移転の背景

同社は、従来の仕組みや慣習にとらわれない新しい働き方を日本中にインストールし、「働く」インフラを目指す企業として、自社の従業員の働き方も重要なテーマだとしている。代表の小川氏は「一人ひとりが活き活きと働き 毎日の仕事を楽しみながら働いてほしい」と考え、従業員・組織にとって最適なオフィスのあり方に向き合ってきた。また同社は、従業員数を今期末(2023年10月末)までに期初の倍にあたる1000名超の規模へ増やす計画を立てている。この計画を実現する上でも、広く働きやすいオフィスへ移転することが求められていた。

オフィス環境の現状の満足度や課題を把握するため、従業員アンケートを行ったところ、前東京オフィスは働きやすさが十分に満たされていない環境であった。また、新型コロナ感染症拡大を経て企業の働き方は多様化し、業務内容やシーンに応じて多様なワークスタイルが広がっている。

これらを踏まえて新オフィスでは、多様な働き方を満足できる環境、そして社内の「トランザクティブメモリー(※)」を高める環境をコンセプトに設計。社内コミュニケーションを円滑化し、仕事の生産性を向上させながら、タイミーのカルチャーが維持・進化し続けることを目指す。

※トランザクティブメモリー:「組織内の誰が何を知っているのか」を把握することを重視する考え方

新オフィス概要

新オフィス概要

オフィス内の機能を大きく「コミュニケーション円滑化」「個人集中・生産性向上」「オフタイム・リラックス」の3つに分けている。「コミュニケーション円滑化」のスペースとしては、社員同士の談笑やカジュアルなミーティングに使用できるカフェ席が並ぶ縁側エリアや、社内交流やイベントに使用できるタイミー広場を用意。「個人集中・生産性向上」スペースには、前オフィスのおよそ3倍に増設した会議室や、1.5倍に増やしたフォンブース、防音性に優れ、外の景色が視界に入らない個室の「HIGH FOCUS BOOTH(超集中ブース)」を設置。「オフタイム・リラックス」スペースとしては、テントやベッドタイプ席などを設置し、気分転換や休憩など自由に過ごせる芝生エリアや、98インチの大型モニターを設置したシアターライブラリー、従業員がコーヒーを無料で飲めるタイミーカフェなどを取り入れた。

まとめ

働き方の変化に伴い、オフィスの在り方はより重要視されるようになった。同社の取り組みもぜひ参考にしていただきたい。