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クラウド上に海外拠点の経理部門を移行できる! 新サービス提供開始

2023.04.07

海外拠点を持つ企業の経営管理を支援するクラウドERPサービス「multibook(マルチブック)」を提供する株式会社マルチブック(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:渡部学)は、グローバル企業に向けたBPOサービス「multibook海外クラウド経理部(multibook outsourcing)」(以下、「海外クラウド経理部」)の提供を開始した。

サービス概要

サービス概要

「海外クラウド経理部」は「すぐに利用できる、すぐに成果を出せる」「ダイナミックな変化をする海外の人件費は、最大の固定費から、最小の変動費にできる」をコンセプトとした海外・中小規模の拠点経理と本社グループ管理に特化した新しいBPOサービスである。依頼企業は対象拠点を指定するだけで、その後設立する会社形態に応じた経理業務を開始する事ができる。「勘定科目や組織などマスタの設定」、「承認フローの設定」や「債権債務の管理」、「各国会計税務の専門家との打ち合わせ」まで、必要に合わせ一括して委託することができる。

サービス提供の背景

総務省が平成29年に発表した「グローバル人材育成の推進に関する政策評価」によると、およそ7割の企業においてグローバル人材が不足しているという調査結果が出ている。また、社員のニーズに適さない海外赴任や、優秀な現地外国人社員の退社も発生しており、グローバル進出における人材確保は企業にとって重大な課題となっている。

すでにグローバル展開をしている企業の経営においても、海外での経理人材の確保や、IT投資が課題となっている。各国が異なる会計システムを運用し、本社側がそれぞれのシステムを把握できていない、労力をかけ採用した優秀な海外現地人材の流動が激しいなど、本社・子会社間のコミュニケーションが取れなくなっている企業が多いのが実態だ。そのような状況では、会計や税務の問題があとになって顕在化するリスクが発生する。

参照:総務省 平成29年7月発表「グローバル人材育成の推進に関する政策評価」

クラウド型会計・ERP「multibook」概要

海外拠点管理に最適なクラウド型会計・ERPサービス。12言語・複数帳簿に対応し、各言語・通貨での会計業務や為替の換算が可能で、複数拠点を本社で一元管理できる。製造・商社・飲食・建設など多業種にわたり、上場企業から非上場企業まで、31カ国・300社への導入実績がある。

まとめ

グローバル進出・展開において、人材確保は重大な課題のひとつである。ツールを活用して基幹業務を効率化することで、安定した海外経営ができる環境を整えてみては?