ボーナス支給額平均は44.1万円で増加傾向 2023年度 夏のボーナス実態調査

株式会社フリーウェイジャパン(本社:東京都中央区、代表取締役:井上達也、以下フリーウェイジャパン)は、中小企業/零細企業の従業員140人、ならびに代表取締役115人を対象に「2023年度 夏のボーナス実態調査」を実施し発表した。
2023年夏、ボーナス支給予定はマイナス11.7ptでも、支給額は増加傾向
フリーウェイジャパンは、中小企業/零細企業の従業員140人ならびに代表取締役115人、計225人を対象に2023年夏の支給状況や昨年との比較について調査した。夏のボーナスについて支給予定・支給済みの企業は31.3%と昨年より11.7ポイントの減少がみられた。なお業績の変化については、変化なしの企業が44.3%と最多となっている。
夏のボーナス支給額は、「10万円~20万円未満」と「50万円~60万円未満」が同率で20%と多い結果となった。回答者の平均ボーナス支給額は44.1万円。また今年度のボーナス支給額の増減については、44.4%が「全体的に増加した・増加する」と回答している。昨年の平均支給額42.8万円と比べても支給額は増加傾向にあるようだ。
ボーナスの使い道は、昨年と同様「預金・貯金」が40%と最多だが、昨年と比較すると12.1%減少した。他の使い道としては「生活費、借金・ローンなどの返済にあてる」が続いた。また低い数値ながら「趣味・娯楽」や「旅行・レジャー」などの回答者もおり、アフターコロナの風潮がある中、支出の傾向が強まる結果となった。
調査概要
調査タイトル:2023年度 夏のボーナス実態調査
調査方法 :インターネットリサーチ
調査期間 :2023年 5月16日~5月22日
調査対象 :中小企業/零細企業の従業員140人、代表取締役115人
出典:株式会社フリーウェイジャパン
まとめ
夏のボーナス支給企業は昨年に比べて下がったものの、支給額は増加傾向にある。コロナ禍で支出傾向が強まる中、ボーナス支給について同社の調査資料を見ながら社内で検討してみてはいかがだろうか。