人的資本経営を生成AIなどのテクノロジーで支援する新サービス 「HR Innovation for DX」

Ridgelinez株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:今井俊哉、以下Ridgelinez)は、人的資本経営実現の鍵をにぎる部門レベルでの人事戦略や施策を支援するサービス「HR Innovation for DX」を2023年9月7日から提供開始した。本サービスは、生成AIを活用したコーチングで日常の対話による人事フィードバックや情報提供を行うなど、迅速な人事施策の展開を支援する。
提供開始の背景
社会の複雑化や人手不足の深刻化、ステークホルダーの意識の変化などを背景に人的資本経営の重要性が一層高まる中、専門人材活用を意識した組織作りを各部門が推進する企業が増えている。しかし、部門の戦略推進に向けた人事施策の策定と実行を迅速に行い、効果的に従業員のキャリア形成を支援するには多大な工数や専門性が必要になるなど課題がある。
「HR Innovation for DX」では、人事業務とテクノロジーに精通した専門コンサルタントが部門ごとの人材戦略を立案し、テクノロジーを有効活用した解決策を提案。そして、実際に施策を実行するためのマイクロサービスであるMVP(※1)を作成し、効果検証までEnd to Endで支援する。
※1:Minimum Viable Product、価値を提供できる最小限のプロダクト。
サービス概要

「HR Innovation for DX」では、全従業員を画一的な基準でデータ管理する従来型の人事施策やシステムでは実現できなかった、個別の部門人事戦略や従業員キャリア形成に向けた提案を生成AIなどのテクノロジーが行う。本サービスは、アセスメント(仮説検証)および、全体構想の策定と施策検討、ならびに実行と効果測定の3フェーズでクライアントを支援する。
① アセスメントフェーズ
部門人事戦略を実現させるうえで障壁となっている人事業務の課題を洗い出し、人事部目線ではなく部門や従業員目線で従業員ライフサイクルに応じた課題とテクノロジーを活用した解決策を仮説立てする。
② 全体構想、施策検討フェーズ
仮説検証結果をもとに、俯瞰的な視点で人事業務とテクノロジーを一体化したあるべき姿を検討。全体像を構想後、課題解決に向けた施策を実現するためのスコープの優先順位付けを行い、実践スケジュールを策定する。
③ 実践と効果測定フェーズ
アジャイルアプローチでMVP作成と効果測定を繰り返し、改革後の部門人事業務を確立。テクノロジーについては、特定のソリューションを採用するのではなく、クライアントの企業内資産を柔軟に組み合わせて、最適な運用環境を構築する。
まとめ
AIコーチングで従業員のキャリア形成を支援するなど、専門人材育成と組織力強化に貢献する本サービス。活用を検討してみては?