ビジネスウェアに悩んでいる男女は約半数【仕事服についての意識調査】
青山商事株式会社(本社:広島県福山市、代表取締役社長:青山理(おさむ)は、洋服の青山とNewsPicksユーザーの共創コミュニティ「シン・シゴト服ラボ」と協働で、“仕事服についての意識調査”を実施。調査の結果を受けて、「シン・シゴト服ラボ」では新たにコーディネートサポートするプロジェクトを始動すると発表した。
調査実施の背景
昨今、働き方が多様化し、仕事服の選択肢も広がっている。その一方で各企業によっては、服装指定や服装規定などで一定のルールがあるものの、社風や常識、暗黙のルールにより、働く際の服装について悩む声もあがっている。そこで今回、ビジネスウェアに関するリアルな悩みを調査するため、アンケートを実施した。
仕事服についての意識調査概要
調査方法:オンラインによる調査
調査対象:洋服の青山アプリ会員(学生を除く)10代~60代の男女
回答数:4763名
調査期間:2023年8月16日~8月23日の8日間
年代で異なる「服装で悩むビジネスシーン」
勤めている会社に服装のガイドラインがある、または暗黙のルールがあると回答した方は、約8割。暗黙のルールがあると回答した方のうち、約半数がビジネスカジュアルのOKラインがわからない・コーディネートに困るなど服装の悩みがあると回答した。また、どのようなシーンで服装に悩むかを年代別で見ると、50代は式典であるのに対し、新入社員含む若手社員の約4割が会議や訪問など社外に出向く際に悩んでいることが明らかになった。
「#つながるシゴト服」プロジェクト
今回の結果を受け、共創コミュニティ「シン・シゴト服ラボ」は、新入社員の仕事着の悩みに着目。以前取り組んだ就活時の服装に悩む学生をサポートする「#きがえよう就活」プロジェクトに続く新プロジェクトとして、「#つながるシゴト服」プロジェクトを始動する。
今後、特設サイトを立ち上げ、ビジネスパーソンが安心してシゴト服を選べるよう、それぞれの業種やビジネスシーンごとのリアルなコーディネートを紹介する。若手社員を中心に幅広い年代のビジネスパーソンにとって参考となるコンテンツをコミュニティメンバーとともに考え、発信していくことで服装の悩みを軽減できるよう取り組んでいく。
まとめ
210を超える業界の動向を独自に調査している業界動向サーチによれば、紳士服業界を含むアパレル市場全体の規模は縮小傾向にある。中でも『スーツ離れ』は加速しており、スーツ販売着数は年々減少。さらにテレワークの普及が追い打ちをかけている状況だ。紳士服業界では今後、本プロジェクトのような新たな提案方法など独自サービスの展開が進んでいくだろう。